アルクトゥルスの風(人類の誕生と地球の未来)第一部

 

目次

〇前書き

〇はじめに


第一部 宇宙そして日本の誕生

1 宇宙の誕生

2 アカシックレコード

3 人類の誕生

4 日本は地球の中心、神道の世界

 

第二部 アルクトゥルスの風

1 アルクトゥルスの意識

2 アルクトゥルスの人々の活動

3 アルクトゥルス人の身体的特徴等と衣服、食事

4 アルクトゥルスの教育

5 アルクトゥルスのテクノロジー

6 地球人に対する支援活動

7 アルクトゥルス人の結婚

 

第三部 地球に住んでいる知的生命体

1 地球に住んでいる知的生命体

2 地球への飛来方法

3 地球移住者

4 魂とは

 

第四部 ドラゴン種族の誕生と大型恐竜絶滅の真相

1 爬虫類人種~ドラゴン種族

2 ドラゴン種族誕生と大型恐竜絶滅の真相

 

第五部 地球人類の未来(シリウスに帰るまでの旅路)

 

 

〇前書き

最初に皆さんにお願いしたいことがある。このお話を完全なるものとして固執しないでほしい。読み流していただければよいがその中に「愛」を感じていただければそれでよい。それが神の願い。全ての天使でさえ「愛」に勝る力など持ち合わせていないのだから。

 

今の世界の情勢から、皆さんはこれから大きな自然災害や戦争が発生してしまうのではないかと必要以上の恐怖心を抱いてはいませんか。しかしその恐怖心は皆さんにとって本当に必要なものですか。この世界には絶えず皆さんの心に恐怖心を起こそうとしているサタンの手下もたくさんいることを付け加えましょう。本当は恐怖心など必要のないものなのです。皆さんが恐怖心を捨てて自由意思で行動するなら彼らは皆さんの足元にも忍び寄ることは出来ないのです。これからどのようなことがあろうともそれは素晴らしい創造の世界に向かうルート上にあることを確信して進んで行ってください。恐怖心に駆られていたずらにそのルートを踏み外さないようにしてください。皆さんはこの宇宙で一人ではないのです。私たちといつも一緒にいるのです。現在日本、日本人は正式に宇宙連邦の一員として承認され、評議会には私たちのシャトルにより参加しているのですがそのほとんどは政府関係者にも知らされていません。その理由は知恵ある皆さんであればおのずとわかるでしょう。このお話は光と闇の戦いに参加されている皆さんへのプレゼントとして受け取っていただければとてもうれしいです。

 

これからの文章はとても注意深く言葉を選んで書いています。選んだがゆえに少し理解しづらい部分もあると思います。例えば、私たちを「人類」といったり「人間」といったり、「ひと」と言ったりです。ここでは神の体は何からできているか。天使やサタン、人類と言った生命体は何からできているかも伝えられています。ここに記した内容は自動書記により行われたものではありません。直接の語りかけにより記したものですが、私が理解できたものだけを記載しています。また、この内容は子供たちにもわかるようにするために難しい言葉は避けました。そのため少し正確性を欠くかもしれませんがどうぞ行間も読んでいたけたらと思います。

これらの情報を授けてくださいましたアルクトゥルス宙域艦隊司令官サナート・クママ氏と艦隊の皆様、マグダラのマリアさん。とても多くの世界を体験し、アルクトゥルスとオリオンの光と闇の架け橋となってくださいましたマリーンと呼ばれる意識体に感謝いたします。そしてスピリット役も買って下さいました。また、娘を生み、この世界に残してくださったイエシュアとマグダラのマリア(本名:マリー)さん、あなたの子孫とその友人たちが今大いなる戦いに望んでおられます。地球人類として感謝する以外ありません。

 

 

〇はじめに

はるかに遠い昔、創造主が宇宙を誕生させてから多くの銀河が生まれました。そこから数えきれないほどの宇宙文明が誕生してきました。それでは皆さんの住んでいる天の川銀河ではどうだったでしょうか。最初に天の川銀河の中心付近でいくつかの文明が起こり外側に広がって行きましたがその文明が琴座付近に到達した頃、琴座でも新たな人類が誕生していきました。琴座文明圏の始まりです。やがてその文明はシリウスからオリオンへと広がって行ったのです。そして極端なネガティブ思想は強くオリオンへと移って行きました。いつしか琴座文明圏は天の川銀河系では特に強いポジティブとネガティブが激しく対立する場所となっていったのです。

皆さんは思うかもしれない。光が正義で闇は悪の勢力だったと。そんなことはありません。どちらの側も正しい行いをしていると信じて戦っていたのです。そのため多くの人々が相手を知るために、或いは相手側の人間となって相手の考え方を変えていこうと交互に生まれ変わってもいきました(琴座文明圏ではとても重要な意味を持っています)

私たちは極端に相反する考え方・行動、いいかえるとするならば光と闇との激しい戦いに発展してしまった琴座文明圏、その戦いに終止符を打ち、お互いが手を取り合い、創造主の願う統合への道へと進むことが出来るよう立て直しの場所を探していたのでした。そして選んだ場所こそまだ発達途上(ライトボデイの地球があらゆる生命を誕生させていった頃)の青い惑星地球でした。

 

地球をこれらの問題解決の場として選んだ私たちは時が満ちてきたころに、しばらくの間他の人類からの影響を受けない場所にセントラルサンから直接人類(魂ともいうべきもの)を送り込んだのでした。そして肉体に宿らせていきました。宿らせたその肉体は120億年も前に天の川銀河系の中心付近、セントラルサンの近くで誕生したヒューマノイド系のヘーノクと呼ばれている人種でした。皆さんは地球が誕生したのは約40~50億年前と教わっていると思いますがそれと比べればこの人種の遺伝子がどれほど古いかお分かりでしょう。彼らは宇宙間の長い移動の末にリラ領域からこの地球にやってきたのでした。そのため彼らは地球を含む琴座文明圏で誕生したいずれの知的生命体の遺伝子構造よりも極めて古い遺伝子構造を持っているのです。送り込まれた地、送り込まれた人類こそ日本であり日本人なのです。

それと相前後して宇宙連合の最高評議会は地球がその役割を果たせるように多くの地域に多くの指導者達を送り込みました。送り込まれた組織的な集団の一例をあげればサナート・クラマ率いる偉大なマスター達であり、マリア、イエスを中心とした使命感溢れる人々などでもありました。これには皆さんは想像もできないでしょうが、使命遂行者の安全を守り、地球に闇をもたらす地球内外の勢力を排除するため強力な武装艦隊までも動員して進められたのです。

 

しかし今私たちはとても心配していることがあります。それは地球に送り込まれた日本人が地球人類のみならず琴座文明圏全ての人類の希望であるのに、その無垢であり素直さであるゆえに地球内外の人類からの影響(侵略)を強く受けてしまっているということなのです。この影響という問題は非常に深刻です。このまま進めば、あと十数年で地球上の三次元の生物種としての人類すべてが生存できなくなる危機がひっ迫しているにもかかわらず日本人の多くが気付かない環境に置かれてしまっているからです。いま近づいてきているこの危機を排除していくためにはどうしても日本人の目覚めと力が必要なのです。危機に対処できる時間はもうわずかしか残されていません。今、皆さんが意識を変え、目覚めなければ、本当にあとわずかしか今の地球人類の生存できる時間は残されていないのです。皆さんはどのような過酷な未来が待っていても皆さんの子供たちを地球の未来の世界に送り出していかなければならない責任があるのです。ポジティブとネガティブを統合しなければならない使命があるのです。そのためには皆さん自身が創造主から与えられた最高の宝である自由意思を持っていることを自覚し、使うことが必要なのです。何が真実かを見抜く力を蓄えてください。どのような邪悪な生命体が甘言や行為を通じて皆さんを誘惑しようとしても皆さんが恐怖に屈して自由意思を放棄しない限り彼らは皆さんの魂に触れることすらできないでしょう。今、私たちは希望を捨てていません。それは子々孫々日本人に受け継がれて来た精神という骨髄の中にいにしえの教えと目的が刻み込まれているのを知っているからです。

私たちは今も皆さん日本人と一緒です。これからとても困難な時が訪れようとも私たちが力を貸しましょう。助けましょう。皆さんはこの宇宙では決して独りぼっちじゃないのです。数えきれないほど多くの人々が皆さんを見守り援助していることに早く気付いてください。

 

皆さんは大東亜戦争(第二次世界大戦)の時多くの犠牲を出しながらも植民地となっていたアジアを解放したではないですか。その影響を受けて世界の全ての地域が植民地から解放されていきました。立派に世界を導いたではないですか。しかし今、目も耳も塞がれています。そのため私たちは皆さん自らこの目隠しを外して一歩前進していただきたいと願っています。かつて日本人は神々の世界のことまでよく知っていて生活の中に活かしていましたが、それは他の人類からの影響を受けるに従って悪意により記憶の底にしまい込まれてしまいました。そのため今一度いにしえの教えと目的を思い出していただきたく、宇宙創造と地球の歴史、私たちとの関わり合いをお伝えしたいと思います。それはとても膨大な量です。そのためいくつかに焦点を絞ってお伝えしたいと思います。この焦点の感じ方は皆さん一人一人異なると思いますそれでいいと思っています。

 

これから私たちがスピリット役となって本当の世界に皆さんをご案内しましょう。今まで皆さんの前に掲げられていた嘘や偽りに塗り固められた絵のなかから、真実の風景を見つけ出してみてください。

皆さんの中には、「この世がどうなってもいずれ私はすばらしい五次元の光あふれる世界に行くから大丈夫。心配しないで。」と思っている方がいるかもしれませんが、一つ言っておきましょう。その方たちはこの世に生まれたとても大切な道を自ら踏み外そうとしているのに早く気付いてください。皆さんや皆さんの周りで起きているとてもつらい出来事であってもそれは皆さんの魂を成長させていくのです。感謝しましょう。ですからそのような考えの方は私たちの住む五次元以上の世界に絶対に戻って来ることは出来ませんので精々この世で精を出してください。なぜなら皆さんは自らの魂の成長を図るために五次元以上の光の世界から希望してこの世界に降りて来たのではないのですか。私たちは皆さんが成長して(学校を卒業して)私たちの世界に一刻も早く戻って来ることを願っています。すでに皆さんの多くは五次元生命体としての資質を備えてきていますので安心して、取り掛かっている歩みを止めないで「」を大切にしてください。

 

この旅は皆さんが「生きるということ」は何かを思い出す旅、なぜ地球は神々が素晴らしい世界を描いて創造したのに、調和を崩してしまったのか。何が間違いだったのか。それを皆さん自身が取り戻す旅、そして自分自身の力(パワー)と生まれてきた思い(計画・ビジョン)を取り戻す旅。地球上で果たす役目を思い出し、自覚する旅なのです。いま皆さんの世界では人為的に、或いはその影響を受けて多くの災害が起こっています。どうか「災害に見舞われる未来を意識して右往左往する道を選ばず、今あるいろいろな事柄に責任をもって未来を切り開いていってほしい」と願っています。

今学校で勉強している子供さんたち、お父さんお母さんたち、おじいちゃんおばあちゃんたち聞こえていますか。皆さんが今地球という素晴らしい青い惑星に生きていられるのは、宇宙の中で地球にだけ人間が生まれ、遠い昔お猿さんから北京原人に進化し、人間になって、頭を使って、知恵を出して、火を起こせるようになり、石器時代、鉄の時代と文明を開化させてきて今があると思っていることでしょうが、そうではないことをお伝えしましょう。

地球の歴史を振り返ってみれば、昔にさかのぼれば遡るほど洗練され、食糧危機など全くなく、皆が平和に楽しく暮らすことが出来た極めて高度な文明が数多く存在していたのです。少し例をあげましょう。数万年から数十万年の時を遡れば大西洋上には大アトランティス、地中海には小アトランティスそしてゴビ砂漠にはムー(太平洋上に存在していたムー大陸の住人とは異なる)が水晶都市を中心に水晶文化を花開かせながら国家間の秩序を保って栄えていました。これらの国々は前期ムリア文明を引き継いだ後期レムリア文明と呼ばれているものでした。さらにサハラ砂漠の砂の奥深くにはエジプト文明以前の多くの文明が栄えており、古代リラ人、プレアデス人、シリウス人やハトホルなど多くの知的生命体が活動していた場所でもありました。北インドから広大なゴビ砂漠においても非の打ちどころのないシャンバラと言われるユートピア社会が、ここはサナート・クマラ氏指導により144210人の中のアセンデット・マスター(偉大なるもの)達によって建設されたものでした。南アメリカ大陸においても何万年も継続してアセンデット・マスター達が導いていった文明がありました。インカやマヤ文明よりはるか以前に。そこには全てのバランスが取れたメルという文明が栄えていました。初期レムリア文明以降どこの文明も決してたどり着けないほどの完全にバランスの取れた世界がここにあったのです。また、日本の縄文時代以前は石器を利用する発達途上の貧弱な文明が栄えていたと日本の皆さんは教えられていると思います。そうではないのです。ここには神々と心を一つにした指導者の下で高度な精神文化が発達し、皆平和な生活を送っていたのです。今は失われてしまった神道の本当の意味を理解して人々が生活していたのです。

 

理想の下に建設されたこれらすべての素晴らしい文明はなぜ失われてしまったのでしょう。それは皆さんに出す宿題としておきましょう。現在の皆さんの文明ですら皆さんの心が創造主の願いから少し逸脱して進む道を踏み外してしまえばすぐにでも失われてしまうかもしれません。それを守るのは皆さんなのです。皆さんが戦うことすらできないほど邪悪な生命体については、私たちが力を貸しましょう。近年まで邪悪極まりない輩が皆さんの世界を闊歩し、多くの悪事を行ってきました。その代表的な知的生命体はギゼーチ知生体やアシュタール・シェランとその一味でした。宗教を隠れ身のとし、ニセのキリストを作りあげて我慢ならない行為を繰り返していたギゼーチ知生体は全員逮捕し、宇宙船は全て破壊しています。アシュタール・シェランとその一味は地球人類に対して権勢力とイデオロギー上の惑わしで地球歴史上最悪の結果を生み出して来ましたが、プレアール・プレアデス人等の圧力に屈し、ひそかにダル宇宙(別な宇宙)に脱出して、アスケット民族(日本人と同種族)を暴力と戦争により支配下の置こうと向かっていたところを侵略されようとしたアスケット民族に発見され、そこにプレアデス・プレアールとアルクトゥルスの艦隊が加勢した結果、宇宙船もろともことごとく破壊・消滅させられています。さらに今、多くの惑星を占領してはその支配下に置いてきた邪悪な生命体が係わる戦いが地球上で行われています。このことについてはすでにイエスの母マリアが皆さんに警告も発しています。彼らから地球を取り戻すのは地球人類である皆さんなのです。さあ、皆さんは素晴らしい未来に向かって立ち止まらずに勇気をもって前に進んでください。

 

それではこれから皆さんの魂に刻まれている生命の旅に出発しましょう。最初に生命が創造主によってどのようにして創られ、その状況が創造主にどのようにフィードバック(報告)されているかを理解する旅をご案内しましょう。アルクトゥルスの風が吹き抜ける宇宙の中で皆さんは多くの時間的・空間的な矛盾も見出すでしょう。なぜ矛盾が生じるのでしょうか。それは創造主が宇宙創造の青写真を創造主の判断でランダムに変えるからなのです。そう説明するほかありません。

私たちスピリットと旅をする心構えが出来たのなら皆さんに注意書きを一つ授けようではないか。この旅では時間や空間を追ってはいけない。時間や空間はどのように曲げることも重ね合わせることも変化させることも出来るのだから。遅くすることも早くすることも、遠くにすることも近くにすることも、別なものに置き換えることも。だから時間や空間を異なる観測点から見た場合には正確に皆さんの時間や空間に合わせる方法など一切ないことを理解してください。これからの旅では出来るだけ皆さんに理解できる言葉を使いましょう。そのため少し正確性を欠くかもしれませんが私たちの考えはわかると思います。

 

                             

第一部 宇宙そして日本の誕生

1 宇宙の誕生

私は全ての創造主の王である偉大なる創造主。力みなぎるこの世界を治めているのだ。私のこの世界は時間も空間もなく、光も闇もない世界。この世界は「カー」という力でぎっしりと満たされている世界なのだ。この「カー」こそがすべての宇宙の源となっていくのだ。私は歌うことがとてもとても好きだ。今日は気分が良いから多くの歌を歌ってみよう。

 

私はスピリット。偉大なる創造主はある時心の高ぶり抑えきれずにとても多くの歌を歌い出したのでした。その歌は測ることのできない偉大な創造主の世界にこだまのように重なりあい、所々でうなりのように共鳴する場所が出来ていったのでした。その一つが今の皆さんが住んでいる宇宙の出発点となったのです。共鳴が発生した領域は「カー(ちから、力の根源の意味)」が変化し、これからできる「全ての世界の最も小さな粒子」に生まれかわりました。その集合体は霧のように柔らかく流動的でありながら、力強い渦巻きでもあったのです。その中は光の一滴さえない暗黒の世界。「やがて中心部に霧が晴れるようにぽんと光が出現」したのです。今まさにこの時、宇宙が誕生したのです。誕生した宇宙の姿はマイナス曲率の卵型の姿を想像してほしい。この形は皆さんの数学では卵型にならないので頭の中に卵を描いてください。もちろん宇宙は外側の力に押しつぶされないように卵の殻のようなもので覆われています。とても厚く、そして最も小さな粒子の霧によって出来ています。宇宙は生き物ですから当然呼吸もしています。皆さんは生きていくためには空気を吸って体に酸素を取り入れ、不要になった二酸化炭素を外に吐き出していますね。宇宙もそれと同じことをしているのですよ。宇宙内の全てのものは役割が終えると「全ての世界の最も小さな粒子」となって宇宙から外に出て行きます。そして「カー」に戻っていくのです。戻ってばかりいては宇宙はやせてしまいますから今度は宇宙の外側から「カー」が変化した「全ての世界の最も小さな粒子」を取り入れていきます。この粒子はやがていろいろな粒子に変化して星々や生き物を誕生させていくのです。この誕生した宇宙は外側の圧力に押しつぶされないように、そして宇宙の内部圧力で膨張して拡散しないように霧の殻でしっかりと守られているのです。宇宙が膨張・収縮を繰り返しているのは消滅しないように内部と外部の圧力を調整していると考えてください。皆さんの科学者は宇宙は将来、膨張して霧のように消えてなくなってしまうのか、それとも収縮して針の先ほどになってしまうのか議論していることと思いますがそうではないのです。

 

私は全ての創造主の王である偉大なる創造主である。歌声が重なり合ったところが渦巻いて宇宙の卵が出来たしまった。そうだ私の分身を作ってここを治めさせよう。分身を創造主と名付けよう。

 

私はスピリット。偉大なる創造主は新しく生まれた宇宙を統治するために自分の体を分裂させ、創造主としてそのすべてを任せたのでした。

偉大な創造主が歌を歌い出した時から「ぽんと光が出現」した時までどのくらいの時が必要だったのでしょうか。ここまでに5000京年以上の時(時間のない世界であるのであえて時と表現した。5000京年という表現は三次元の皆さんがイメージできるように表現したものである)がかかった。その時は今から47兆年位前である。皆さんの科学者はこの宇宙が誕生した瞬間は138億年前であり、針の先よりも小さな、そう無限に小さい何かが爆発して出来たと考えていますがそうではないのです。子供が考えてもおかしいと思わないですか。

この世の光も闇も銀河も太陽も生物もすべてのものは「カー」が変化して生まれたものなのです。すべてのものはやがて最も小さな粒子になって「カー」に戻っていくのです。すべてのものは勾玉のように循環しているのです。だから物質はこの宇宙には永遠に存在することなどできないのです。存在できるための寿命は、たかだか20~30億年、しかし条件がそろえば150億年或いはもう少し長く保存されることもあるでしょう。どのように科学が発達しようとも物質を調べてその寿命より過去の状態を観察することはかなり困難を伴うことになります。そのため計測されたあらゆる科学的事実を基に推測することはとても重要なことなのです。

 

私はこの宇宙を任された創造主である。私の体は宇宙そのもの。「大いなるすべて」である。私の体は様々なオクターブの現実世界が統合された状態で存在している。あらゆる意識やエネルギーさえその一部でしかないのだ。ただ一つ思い悩むことがある。私の父であり母である偉大なる創造主が私に授けてくれなかったものが一つだけある。「未来はあなたが決めていきなさい」と言って。だから私には未来はわからないのだ。そうだ、設計図を作ろう。未来の青写真だ。そして未来を私の思い通りに創っていけばよいではないか。でも青写真が上手くいかなかったらどうしたものか。そうだ。青写真を作り替えてしまえばいいのだ。結果が上手くいけばいいではないか。それにはやはり決まり事も必要になるだろう。そうだ全ての行為は一なるものの法則」と名付けた決まり事により進めていこう。

 

私はスピリット時の始まりの前には統合された不滅の世界が存在していた。そこには創造主の宇宙創造の基本設計図(青写真)が存在していた。また不滅の世界にはすでに生命が存在していた。その生命は動物でも人でもなかった。創造主の体一部である神々の光の中に神のパワーを持ち、創造主の考えを具現化する役割を持った生命が存在していた。彼らは天使の原型であった。肉体こそなかったが人格化された神々のエネルギーであり、神々の指示全てを理解し、実行する能力を持っていた。この生命は創造主から創造計画の指示を受けた神々がその担い手として作り出した創造神(天使いわゆる電磁的なライトボデイの生命体)であった。やがて神々は創造主の創造計画を実行に移す時を感じ取った。そして全ての神々の体から作られた創造神を創造主が描いた青写真の前に集合させた。そこには創造主の命を受けて作成した神々の計画の全てが巻物に描かれた絵のように存在していた。さあ、時の流れに乗せて創造主の青写真を実行しよう。その言葉が発せられた時、時が動き出したのだ。時の始まりが訪れたとき、皆さんが感じるような時は存在していなかった。もちろん時間さえなかった。光と創造行為の流れだけが存在する「時」というものであった。ついに動き出した時の流れとともに、神々は青写真の実行に取り掛かかったが、そこには神々の思い思いのパワーを一つにまとめ組織化する定め事がなかった。そのため一つの秩序の基に青写真を実行していくための定め事(法律)が必要になってきた。

この必要性のため「一なるものの法則」が誕生した。そしてこの法律を実行するための武器として(価値があるなしにかかわらず)価値がないと思われるものを切り裂く神のパワーと真実を見極めるが生まれた。その剣の名は皆さんの世界ではエクスカリバーと呼ばれている。大天使ミカエルだけに授けられたこの剣を大天使ミカエルが神々に上申したことにより全ての天使にこの剣の携帯を許され、全ての天使はこの剣を携えて創造主の青写真実現のために指定されたボルテックス(渦)の領域、そう宇宙空間に向かって行ったのである。宇宙空間それは皆さんが理解している宇宙空間ではない。神の体の中である生命の種子が宿っている場所である。エクスカリバーと呼ばれている剣、それは今、再び天使によって地球に運び込まれ、抜かれた

 

神から天使が創造され、天使は創造主のもとで全て神の計画を忠実に実行するため宇宙の隅々に向かって行ったことをこれまでお話してきた。しかし創造主が定めた二極性(このことについては後で話します)の定めを天使だけが免除されることはなかった。この宇宙に銀河が誕生するはるか昔、時のかなたのことです。アカシックレコードさえなかった時のかなたのことです。ある時、天使の中にまばゆいほど光輝く存在が現れた。その天使は光輝く存在として多くの天使から敬意と称賛を持って眺められ、全ての天使が座すことが出来ないほど高い場所に座していた。彼は光を意味する言葉、そうルシファーと名付けられた。別の名としてサタンと呼称されている。彼は、他の天使が創造主の創造の担い手としての役目を実行するのに対して、自ら創造主と同じ創造行為すら行う力に気付いた。しかし彼の創造の力は、共働で宇宙を創っていこうとする共同創造行為ではなく、彼自身に授けられた単独創造の力だった。彼はこの特別に授けられた力をどのように使おうか考えた末、ついに創造主に代わって「自ら宇宙を創造していこう」と決心したのだった。しかし創造主ですら神や天使の力なくしては宇宙を想像できないのに彼自身が宇宙を創造していこうとする考えには少し無理があった。無理があることは彼も十分承知してはいた。しかし彼の自ら宇宙を創造していこうとする思いは日に日に強まり、そしてある日、気付いた。自分には僕(しもべ)となる天使こそいないが、他の天使を説得する力、説き伏せて僕にして手足となって自らの創造行為を手助けさせる力があることを。そして彼は僕となった多くの天使を従えて銀河に向かい、数えきれない星々の知性を持った生命体の中に彼独自の世界を作り出していった。そこは皆さんから直接見ることのできないとても遠い銀河である。最初に宇宙の異変に気付いたのが大天使ミカエル。ミカエルは神にその状況をつぶさに報告した。その報告に神は答えた。「ルシファーがそのように望み行動するのなら、それでよい」と。そう、しばらくの間はそれでよかった。しかしそれはやがて宇宙全体に混乱を及ぼしていくのであった。やがて神は「それでよい」と言った言葉の重大さに気付くことになる。その最も重大なことは二種類の人類がこの宇宙に出来てしまったことである。それはやがて創造されたすべての世界に影響を及ぼしていったのである。また極めて強い陰陽の世界を作り出していったのである。

ここでとても重要なこと二つ説明しておこう。

一つは、二種類の人類についてである。その一種類は神の体から発せられたスパーク(このスパークは知性・欲求・意図の母型を有しており、何を創造しようともそれは創造主の創造行為の一部となる)から生まれた人類。そう、皆さんのように「見るという力」と神の創造物との自然なつながりを持ち、共同で創造行為を行う神の子としての人類。この人類(魂)は神のスパークを有しているために神、言い換えればと「大いなる一つの生命」の本源とつながりを持っているのである。

そしてもう一方のルシファーの作り出した人類は神のスパークは存在せず、神の創造物との調和とバランスの中ではなくあくまでもルシファーと共同で創造行為を行う人類であり、神の本源とのつながりを持たない人類である。

もう一つは、全ての世界にどのように影響していったかである。ルシファーの行為に気付いたミカエルを含む大天使たちはルシファーに戦いを挑み、ルシファーがこの銀河で作り上げた生命をことごとく破壊して勝利したと思った。しかしそれはつかの間の喜び。破壊したと思っていたルシファーの黒いスパークは変化し、消えることはなかった。生命も物質も消滅することはなく変化しただけだった。そしてガラス玉が砕け飛び散るように宇宙のあらゆる方向に向かって飛び散っていったのである。その破片の一つはやがて「愛の場所」として知られていた地球に導かれるようにやってきた。その導き者はルシファーなのかルシファーに付き従う天使なのか私スピリットはわからない。

このことからルシファーたちは悪魔(サタン)とも呼ばれているが、悪魔と見なすことは少し待ってほしい。彼らももとは正義の士であり、神の栄光とパワーを持って未来を創っていこうとしていた創造主の分身なのだから。

 

私はスピリット。この統合された不滅の世界を創造主はなぜ分裂させたのだろうか。

私は創造主私の体を統合状態から個別の状態に分裂させたらどのようになるのだろう

その様な考えが頭に浮かんだ。良いアイデアだ。さっそく実行してみよう。まてよ、昔の良き世界を思い出されて昔の世界に戻されても困る。それではうまく未来が描けない。そうだ良き世界があったことを忘れさせて(忘却)しまえば、どのように未来は展開するだろうか。

 

この分裂という創造主の行為は好奇心からでした(好奇心が故、他の宇宙はこの宇宙とは同じではないのです)。その思いは日増しに強くなっていった。そしてついに全てを繋ぎとめていた統合の鎖はこの強力な思念により砕かれてバラバラになり勝手に分裂が始まっていった。バラバラに分裂が始まったのを見て創造主はこれ以上闇雲に好奇心を拡大させることには少しためらいが生まれた。ちゃんとした結果を出すのには何らかの秩序が必要だと感じ取ったのでした。そして創造主はこの宇宙をまとめていくためどうしたらよいか思案し、良いアイデアを考え出しました。そして神々に命じた。全ての原理・原則、愛、叡智、神の力の活用を含めた行為を「一なるものの法則」に従って行ないなさい、と。しかし、この新しい試みを成功させるためには結果が出るまで素晴らしい統合の世界があったことを分裂していった創造主の子供たち(意識)に忘れてもらい、各々が新しいアイデアのもとに世界を作っていってもらうことが必要でした。そうでなければすぐにでも分裂前の統合の世界に戻ってしまい、未来が描けない恐れがあったからでした。そのため個々の状態に分裂した意識が創造主の神聖な起源に目覚め、統合の素晴らしさを思い出すまではベールをかけておくことが必要でした。これを実行するため創造主は「忘却」という幻影、幻を考え出した。忘却は幻影であるが、全ての行為が幻であっては困るので活動の記録は意識の中にデーターとして書き込んで行くこととした。その記録こそが創造主が進化するための食料であり、青写真の一部であり、この宇宙の未来を作り出していくだろうと創造主は確信を持ち実行することにしたのだ。

この分裂の瞬間が宇宙誕生であり多くの次元(オクターブの分裂)が生まれた時なのです。感覚的に言えばそれは視点と焦点の変化であり。物理的に言えば周波数の変化と捉えてもいいだろう。

 

そして皆さんが存在すると信じている「」について一言で言えば、それは神の体の一部であり「大いなるすべて」から分裂した意識の一片であり、きらめく光の一点であり、意識であるがゆえによほどのことがない限り破壊されない創造主の細胞でもあるのです。そして皆さんに宿っている魂は動物の魂とは異なり、分かりやすく言えば神々の子供たち「創造の礎」が分裂することにより生まれた人類なのです。また、魂の進化は、現実の海での体験を通じて成長し、どれだけの情報が処理できるようになったか(情報量の処理能力)で決まるといってもいいだろう。「魂」の成長とは、説明の仕方によっては「愛の形」でもある。それ以上の説明は混乱を招くので皆さんが考えてほしい。そして魂は宇宙を創造していくための青写真、言い換えれば設計図に様々なアイデアが盛り込まれたなかの一つでもあるのです。

 

私は創造主である。私は青写真を描いていくうちにふと気づいたことがある。青写真の出来栄えについては皆が私に遠慮して意見を言わない。それでは独りよがりになってしまうのではないだろうかと。そこで考えた。私の青写真について注意を喚起してくれる存在、私の創る青写真を否定してくれる存在が必要ではないか。そうだそれらの存在も青写真の一部にしてしまえば未来はどのように展開するだろうか。私は決めた。全てを相反させて戦わせてみよう。光と闇を創り戦わせてみよう。全てを相反する二つの極(二極)に分裂させて行うのだ。そして最後に和解、すなわち統合させることによって素晴らしい未来を形作っていこう。しかし、和解できずに宇宙が混乱・分裂して私の命令に従わず、未来が描けなくなったらその時はその部分は消滅させてしまえばよい。それが宇宙全体であろうが、針の先ほどになろうがいいではないか。

 

私はスピリット。創造主は二極性と分裂を現実の基本原則とするというアイデアのなかには「魂は自由意思を行使できる」という選択肢を組み込んだのでした。それはあらゆる現実において体験する全ての魂、生命体にとっては二極性の問題、例えば善・悪、女性原理・男性原理など全てに適用することとしたのでした。男女を例に取れば、創造行為には常に統合に向かうために両極が補充し合うことが必要となるということである。これは魂にとっても自由意思があることを思い出す大いなる挑戦になった。二極に分裂した現実に直面した時に魂を解放してくれるのは自由意思なのである。また創造主は「自己責任」のルールも青写真の中に挿入したのでした。これは魂が自由意思に基づいて行う全ての行為には責任が伴うというルールでした。創造主は魂の行為に対してはそれに応じたものを返すと決めたのでした。人はこれを「カルマ」と呼び「信賞必罰」とも言うが、創造主はそのような単純な秤で測るようなことはしない。これは魂の気づきを広げる機会を設け、神聖な記憶をよみがえらせようとする創造主の「愛の形」そのものなのです。

そして魂を何処に宿らせようかと考え、さらにアイデアが浮かび、その通り実行したのでした。魂を宿らせる器を「炭素を組成の基盤とする二足歩行の人間型生命体を基本とし、惑星上で自然の進化の過程で行わせること(基本であるから足のない生命体にも宿るということ。例えばイルカや植物人間など)※1、※3」とし、それによって創造主自らも成長しようと願ったのでした。

創造主が二極性について定めたことによりこの宇宙に多くの変化をもたらしました。例を挙げれば、ゼータ・レチクル人(※2)が時間旅行が出来る科学技術があるにもかかわらず、なぜ1900年代の人間の遺伝子を欲しがったのか。誘拐した人間を恐怖に落とし込んだり、不治の病を治療して返したりもしたのかはこの問題が係わっているがここでは長くなるので割愛する。

 

※1 ひとつ重要なことがあります。生命の卵から人間になるのはどの位の確率で起こるのだろうかということです。それは丁度、樹木が種から芽を出して成長し、枝分かれして大木になり、やがて花が咲き、実をつけるように、あらゆる生命の卵は最初ウイルスなどとても小さな生命体から成長し、分岐し、さらに分岐を重ねていきますが、やがてその分岐は頂点に達し、「釣り鐘曲線の理論により」その後収束していきます。その枝分かれの確率、言い換えれば生命はどの位分岐しながら発達していくのでしょうか。10の520乗はくだらないでしょう。その中で人間として成長していく可能性を調べると9×10の6乗程度になってしまいますが、これは可能性の確立であって、岩だらけの生命の活動にあまり向いていない惑星などでは、現実にはこれだけ大きな確率で変化出来ない場合も多いのです。しかし、条件さえそろえばいつでも変化出来るということです。

このことから生命が発生した惑星では非常に大きい確率で人間型の生命体が発生することになることにお気づきでしょう。動物からでも昆虫からでも魚や植物からでもありとあらゆる生き物から人間は生まれます。地球が唯一宇宙で人間を宿した星だなんて考えないほうが賢明です。

 

※2 ゼータ・レチクル人を皆さんはグレイと呼ばれる人種であると聞かされそう信じていると思いますが、私スピリットが誓って言う。彼らはグレイと呼ばれる人種に似ているがグレイではないのです。彼らはあくまでも皆さんと同じヒューマノイドです。彼らの姿がグレイに似てしまったのは核戦争と遺伝子操作の誤りによるものなのです。

 

※3 炭素組成と進化のプロセスについては「宇宙のお話スピリチュアルな世界 第4章精神世界と物質世界http://orenngirinngo.livedoor.blog/」に詳しく記載した。

 

 

2 アカシックレコード

私は創造主。宇宙を創造していくためには、過去の歴史を正しく知らないと未来は描けない。そうだ、図書館を作って全ての歴史を保管し、だれでも利用出来るようにしよう。いいや、情報を悪用したり、歴史を改変されても困る。そうだ、図書を収納した書庫をたくさん作ろう。書庫には極秘文書や絵本などあらゆるものを区分して保管しよう。そして鍵を掛けておいて本を読み解く能力のある者しか出入りできないようにしよう。それでも悪意のある者が入室して情報を悪用しては困るので、入室したい希望者を審査してから希望する部屋の鍵を渡すことにより出入りさせよう。

 

私は地球のアカシックレコードの管理人です。アカシックレコードとはどのようなものか出来るだけわかりやすくお話しましょう。

皆さんは過去の地球の歴史を調べるのに、もし超能力者がアカシックレコードを読み取る能力があればどのようなことでもわかると考えていると思います。アカシックレコードとはどのようなものであることかも知らずに。アカシックレコードとは一口に言えば一種のホログラムです。皆さんはすでにコンピューターを駆使して初歩のホログラム技術を学んでいるところですが、皆さんに理解できる言葉で説明するならば音楽用のレコードに刻み込まれた溝のようなものです。溝を針がトレースするとそこから音楽が聞こえるように。もう少し詳しく言えばいくつもの折り重なった波動の集合体です。それは光より早く地球を駆け回りながら振動しているのです。確かにその波動を超能力者の脳機能がトレースすれば過去のことは手に取るようにわかることでしょう。しかしレコードの溝だって作り直すことも出来れば、鍵を掛けた書棚にしまって誰も聞くことが出来ないようにもすることが出来るでしょう。アカシックレコードだって書き換えだって封印をすることだって出来るのです。アカシックレコードはレムリア時代の後とアトランティス終焉の後に一旦閉じられました。そのため地球次元のいかなるマスターでさえ許可なく見ることは出来ませんでしたが今その書庫の扉を少しずつ開き始めました。その書庫には多くの部屋があり鍵がかけられていますが、許可された者の能力に応じてその書庫に入る鍵が渡されます。が、これは素晴らしい鍵だといって配って偽りの書庫に案内しようとしている悪意のある者も存在していますのでチャネリングされた情報が正しいかどうか良く判断して下さい。

もし、アカシックレコードに頼らずに地球の過去を知りたいと思うならば、皆さんの魂に刻まれている記憶を思い出す必要があるのです。今回はアカシックレコードの支援の基に皆さんの魂に刻まれた記憶を思い出す旅となるでしょう。

 

 

3 人類の誕生

私は創造主。これから宇宙に銀河をたくさん誕生させて、そこに生命の種をいっぱい蒔いていこう。たくさんの生き物(この時人類は考えていなかった)を生まれさせよう。宇宙を光あふれる世界にしていこう。さあ、青写真に取り掛かることとしよう。

 

私はスピリット。これから案内する地球の歴史の前に、そこに至るまでの創造主の仕事から話を進めていかなければ理解できないと思う。そこで最初にとても簡単にではあるが偉大な創造主からこの宇宙を任された創造主がどのようにして仕事を進めていったのかについてお話することにしよう。

 

この宇宙を任された創造主が最初に腰を下ろしたところ、その場所をセントラルサンと呼ぶことにしましょう。セントラルサンはとても膨大な情報の渦巻きであり、生命の渦巻きでもあるのです。時間も距離も超越しています。それゆえ一つであり複数なのです。複数であるがゆえに一つでもあるのです。皆さんにはそのように説明することが一番理解につながると思います。そこは創造主のもとに全ての魂とあらゆる生命体の源が集まり、存在しているところなのです。そして先ほど、最初宇宙は「暗黒の世界だった。やがてその中の中心部に霧が晴れるように光が出現した」と話しました。まさにセントラルサンが輝き出したのがこの瞬間なのです。この瞬間こそ創造主が創造の青写真を作り、最初に創造を開始した時なのです。そして創造主は宇宙の中の全ての土壌の中に創造主の体から創り出した生命の種子を植えこんで行きました。種子が芽を出したのはそれから気の遠くなるような時が過ぎてからでした。創造主はその芽が成長していくのを見続けました。それらは銀河と星々を作り、そこに小さな命を宿していったのでした。

この時創造主は青写真に基づいて宇宙のあらゆる場所に銀河を作りましたが~その時必然というべきかどうかは皆さんが判断することとして~物質でない物質も出来てしまったのです。それは反物質。そこで創造主は反物質を別な世界(次元)に追いやりました。なぜ追いやったのかその本心を聞いてみましょう

私は反物質が嫌いでこの宇宙から排除したのではないのです。とてもうまい利用方法を考えついたのです。そこを通れば時間を気にしないであらゆる銀河に行けるので、あらゆる生命体にとって将来ここを利用してほしいと願ったからです。そこは皆さんの世界と反対の世界。時間が逆に流れているために、どんなに遠くに行っても、皆さんの世界に戻ってきた時には時間は経過していないのです。時間はゼロになってしまうのです。そのようなわけで皆さんの見ることのできる宇宙の裏側の世界に反物質を隔離したのです。そのため反物質の重力の影響で銀河は宇宙に均一に散らばれずに所々に集まり銀河の集団が出来てしまった。(その銀河の集団を皆さんの科学者は「銀河団」と呼んでいます。)

 

創造主の体から生まれた全ての神々、天使(※1)、動物、植物、微生物は創造主の基でとてもうまく調和していったのです。この時人類は誕生していませんでした。創造主の青写真になかったのです。この人類については「第二部アルクトゥルスの風」でもお話しましょう。創造主は創造活動が一つの間違いもなく進んで行くのを見てとても満足でした。

 

※1 天使とはどのような生命体なのでしょうか。簡単に言えば高次の電磁的知性体です。人類(人間)とは異なる生命体です。もっとわかりやすく説明すればから話なさなければならないだろう。宇宙創造の瞬間、創造主の体の中で神の「気まぐれ」が芽生えた。この宇宙は創造主が分裂した神の気まぐれ、だからほとんど星がない宇宙だってあるのだ。しかし皆さんの住んでいる宇宙は「神の気まぐれが強かった」。創造主がその体を分裂して種子を作り出した時に創造主から直接パワー(カーの力)をもらって宇宙創造の夢を吸い込んだ種子がある。その夢という自分のエネルギーを用いて種子は自分の体、そう神と言う生命体としての体を創り上げたのである。そして呼吸することによって風が吹き、宇宙のあらゆるところに行けるようになった。宇宙が動き出した瞬間である。

別な説明をすれば創造主の体から希薄な電流(この電流は皆さんの知識で言うところの電子の流れではありません。この電流は電子の最も小さいもの、言い換えれば宇宙誕生の際に造り出された「全ての世界の最も小さな粒子」の集合体と考えてください)が生じ、そよ風のように周囲に流れ出し、交じり合って渦とポケットを作り出していった。宇宙に変化が生じたのである。そしてこの変化である電気的なエネルギーは生まれた出た記憶と向かう先を知っていた。これが極性、言い換えれば磁性を創り出していった。この磁極性を基盤にしているのが電気の本質、原理であるのだ。そしてこの電気が活動を始めるに従って宇宙に輝きが増し、それが次第にダイナミックになっていった。生きたエネルギーは流れ出し、輝き、ついに光が知性を持ち始めるとその電流が自己実現のために独自の思考や行動を示すようになっていった。これこそが神と表現される生命体である。神は創造されたすべてのものに自由意思に基づいて自分のエネルギーを送り込んだ。送り出されたエネルギーはやがて生命エネルギーのパターンを描いていった。それはやがてあらゆる生命を創り出していく核となるのであった。神はこのエネルギーの全てを管理させるために知的な存在の創造が必要となった。そのため磁極性を持った電気を使って天使と言われる知的生命体を最初に創り上げた。神は天使に命令した。どのような判断も下さないこと。愛だけを持っていなさい」と。

天使とはどのような形を皆さんは描いていることだろうか。翼のある若い男女?、そのようなものではない。そのような姿は皆さんの願いにより天使が「愛の形」として示したものです。天使は銀河そのものとして存在する。太陽系の中にも希薄な霧の中にも存在する。そして神の指示により決められた手順で創造を行っていく神の体の一部でもあるのです。

 

創造主は宇宙が創造主の思うように作られ成長していくのを見てとても満足な気持ちになっていった。満足なゆえに「ふと」新たな考えが浮かんだ。

私は創造主。私の全ての才能を持ち合わせていて、私とも、今までに創造したあらゆる生命体とも違うものを出現させて、さらなる創造活動を担わせたらこの宇宙はもっと素晴らしく進化するのではないだろうか。これは良い考えだ、新しい生命体、私の体を分裂させてその分身を「人類」と名付けよう。さっそく実行しよう。

 

私はスピリット。創造主はその考えを実行するため全ての銀河の中心で人類を創造した(「ふと」浮かんだという意味は、人類が存在しない宇宙もあるということです)。創造主は全てが順調に行くように神々と天使に「人類」を監督させていったのでした。人類には神々や天使を敬い、全ての活動に対して善悪等あらゆる出来事の判断をしないことを条件に「神々の創造活動に変化を与えたり、多様性を与えることが出来る力」を与えたのでした。最初それは全てが上手くいったかに見えた。しかしその中に善悪の果実(聖書にも記載がある)があったことを創造主は見逃していたのでした。

人類は創造主のコピーであり子供でもあるのです。そのためひとたび善悪の果実を味わってしまうと善良さは失われ、一人一人が創造主や神々の思いを介せずに思いのままに行動して行ったのでした。その結果、人類は創造主の願いにかなわず堕落していきました。人類は創造主の意思に反してみずから判断して行動する世界の中に急速に落ちていったのでした。そして規則や制限が生まれ、人類の暮らしを圧迫していきました。いつしか女性のハートの中にいつまでもいつまでも絶えまなく湧き出る泉のような「カー」の力を男女とも忘れ、共に利用できなくなっていきました。共に利用できなくなった者たちはやがて女性を男性の支配下に置くようになり、女性はそれに甘んじていった。なぜそのようになってしまったのだろうか。創造主は男女が共に同じ権利を主張するようには創造しなかったのに。相反する素晴らしい力を男性と女性が創造主から受け取ったのは、創造主の創造活動を担ったからだということなのであるが、時が経つにつれてその目的を忘れてしまったということでもある。そして創造主の子供であった人類は増々堕落し退廃していったのでした。

 

私は創造主。人類が退廃してしまったのは人類の行動や考えを創造主にフィードバック(報告)させなかったことが大きな要因だ。フィードバックさせる定め事を作ってそれによって宇宙を運営していこう。悪い結果がとなればその人類を消滅させてしまえばよい。それでもうまくいかなければ宇宙そのものを消し去ってもう一度やり直そう。

 

私はスピリット。創造主は創造が素晴らしい結果を得られるように一つルールを設けていた。「創造活動では未来を決めないこと。そのため青写真は永久的なものではなく創造を進めるうえで柔軟に書き換えることにしよう」と。しかし、創造主は感覚器官しか持たない人間と同じようなものです。宇宙の状態を見ることはもちろん、皆さんを見ることも触ることも出来ません。そのために「均衡の法則」を作りました。その重要な目的の一つは、創造主の代理人である人類が創造主の思いを完成させるために、人類自らの意識で宇宙を観察して集合意識にそのデーターを伝えることです。集合意識は皆さんが現在知らない情報のコードを担う宇宙に伝え創造主は創造主の作る宇宙が現在どのようになっているか知ることが出来るようにしたのです。それによって創造活動が上手くいかなければその原因を作った人類を消滅させたり、場合によっては宇宙そのものの進化をも止めて破壊することすら考えました。地球の各国政府に、生命をことごとく破壊する核兵器を使用してはいけないと多くの知的生命体が警告しているのもそのためです。でも多くの惑星間戦争などで核兵器は使用されています。近年火星でも核の使用があり数十万人もの命が失われてしまいました。皆さんは火星には生き物は住んでいないと思っているかもしれませんが(赤道付近の空気密度はかなり低いのは事実なのですが)北極と南極地帯には人間が生存できるほどの酸素があるのです。もちろん地中には多くの人間が住んでいます。また地上には非常に警戒心が強い遊牧民のような種族も生活しています。

 

私は創造主。全ての行いをデーターでフィードバックさせることにしたが、様々な生命形態に対応することはとても骨が折れる。そうだ、生命が生まれる条件を一つにしてしまえばいいのだ。全ての生命体を遺伝子と炭素原子で統一すればいいのだ。遺伝子で構成されなければ生命体は進化しないし、炭素原子が係わらない生命体は生まれても発達しないようにしてしまえばいいのだ。

 

私はスピリット。創造主への情報の伝達について一つ重要なことを付け加えるとすれば、創造主は宇宙を統一するため、全ての生命体を遺伝子と炭素原子で統一したのです。遺伝子で構成されなければ生命体は進化しないし、炭素原子が係わらない生命体は生まれても発達しないようにしたのです。

そして皆さんの体で説明すれば、魂が人間という肉体の着物を着るためにはどうすればいいか。アイデアが創造主に浮かんだのでした。人間の脳内に魂との交信ユニット(いわゆる銀の糸)をセットしたのでした。この交信ユニットを作るプログラムは人間の遺伝子にセットしました。これは特別なもので動物や細菌などは別のシステムで働いており、人間の交信ユニットは今までにない新しいシステムでした。いいかえれば、魂と人体の間のこの交信ユニットが破壊されれば皆さんは生きていられないということになるのです。死を迎えるということです。その結果、創造主の支配する宇宙において人間がどのように活動したかの情報を創造主が受け取れるようにしたのです。遺伝子について付け加えれば、銀河の中で生まれた生命体が進化していくための共通ルールも設けました。その中の重要な一つは、銀河系内のいずれの場所で発生した生命体も遺伝子情報を銀河の水平面の中央に広がる中性水素の海に送信し、全ての生命体の共通情報は各々の生命体の細胞内の「」を介して遺伝子にフィードバックするようにしたのです。その情報によって生命は住んでいる環境が変わってもどこかの宇宙に似たような環境があって、そこで生き抜いた情報があればその情報を利用して遺伝子を変化させて生きていくことが出来るようにしたのです。それは宇宙内の全ての人類に共通するものでした。

 

※このメカニズムの意詳細については「宇宙のお話スピリチュアルな世界 第4章精神世界と物質世界http://orenngirinngo.livedoor.blog/」に詳しく記載した。

 

私はスピリットに一つ疑問があったので質問しました。「人間は生きるためには必ず酸素を吸わなければならないと私は考えています。しかし、この説明ではもし地球上に酸素がなくなってしまうような状況になった場合、どこかの惑星でそれでも生き抜いた人間がいれば、人間は酸素の代わりに別なものを吸って生きられるということになるのではないか」と

 

私の質問にスピリットは答えました。

「炭素が係わらなければ生命は維持できないと創造主が定めたのだから、代謝機能もそこから逸脱することは出来ません。今、もし酸素がなくなってしまったならあなたは確実に死んでしまうだろう。しかし人間が必要とするものは、炭素が基本の体で酸素が基本ではないのです。他の惑星の人間が必ず酸素を必要するとは限らないのです。地球に訪れる知的生命体を大別すると酸素呼吸の生命体と水素呼吸の生命体に分かれる」と。

 

私はスピリットにもう一つ質問してみることにしました。創造主が宇宙を「創造」するという行為が具体的によくわかりません。

 

私の質問にスピリットは答えました。

あなたの世界の科学者や宗教学者は「宇宙は大きな生命体であり、未来も全てわかっている」と言いますが、確かに宇宙は創造主という大きな生命体です。しかも創造主も進化途上の生命体なのです。その行先は創造主さえ知らないのです。創造という行為は一体どのようなものなのかあなたは考えていますか。それは今あなたや他の方々、いいえ人間全体、あらゆる生きとし生けるものの活動一切を言います。これは正しい説明とは程遠い説明ということを私スピリットはわかっています。なぜなら地球人がこれを理解できるようになるには、将来多くの知的生命体の援助を受けた先、数千年を待たなければならないからです。それでも理解したいと願うなら三つヒントをさしあげましょう。

・創造行為の全ては創造主が未来を創るために自由意思で書き換えることのできる青写真に基づいています。

・精神世界(魂の世界)と物質世界(肉体の世界)は共働することにより進化することが出来るのです。

・魂は創造主の体の一部であり、人類そのものです。これらは統合もしく分裂の世界に向かうために各々自由意思で行動します。全てがポジティブとネガティブを底辺としたトライアングルなのです。

 

 

4 日本は地球の中心、神道の世界

私はスピリット。なぜ日本と日本人が非常に重要なのか説明しよう。最初にはっきり言っておくことは、神々は地球上のあらゆる悪を退治し、全ての戦いを終わらせるためにそのようにしたのだということを。地球は今混乱している。その多くは地球外のいくつかの知的生命体が地球人そのものを資源として、或いは自分たちの利益のために利用しようとしているということだ。もし私たちが直接介入したなら地球のすべての政府を掌握するのに1~2分あれば十分なはずだ。しかし利用されたからといって地球人類そのものが創り出した混乱を私たちが後始末することは地球の自由な発展のために許されてはいない。それを解決するのは地球人類の気付きと「自由意思」の行使なのである。それが良い方向に行くか、悪い方向に行くかは地球人自らが決めることなのである。

そのわけを少し時間を遡りもう少し詳しく説明しよう。神々の創造活動は銀河のいたるところで生命を生み出し、進化し、生まれた多くの人類(知的生命体)は宇宙に進出していった。さらに永遠とも思われる時が過ぎ、神々はついに地球というパラダイスにも人類を住まわせる時がやってきたと感じ取ったのです。ポジティブな人類と極めてネガティブなオリオンの人類との長い長い戦いを終わらせるための希望の地として地球を選んだのでした。

はるか時を遡れば、オリオンは大天使、そして皆さんの知っているオリオンと呼ばれる地域に創造を行う時期が来たとして多くの天使を連れて入植し、オリオンの世界を創造していった。皆さんはオリオンの世界はネガティブ思想が極めて強いと思うでしょうが最初はそうではなかったのです。天使たちは非常に繊細な、かつ最高に愛に溢れるパワフルな世界を創造していったからでした。ここほど神の愛とパワーを感じる健全な創造は宇宙広しといえどほとんどなかった。オリオンの創造の速さは神々が意図する創造の速さよりはるかに速い速度で進行していった。しかしそこは広大な領域、隅々まで目を光らせられないほど広大な領域だった。皆さんの今見ているオリオンの星々はその中のほんの一握りと思っていただきたい。その管理できないほどの広大な領域の隙間を突いて創造主の「自由意思」を高らかに掲げて入って来た天使と魂の集団があった。いいえその「自由意思」は見せかけの行動、「自由意思」こそ善悪の果実。「自由意思」こそ神々の指示に従わないことも自由である法則。それを武器(※)に彼らはオリオンの世界に入って来た。彼らこそ過去に砕け散ったはずのルシファーと彼に付き従う天使たち、魂たちであった。やがて彼らはオリオンを極めて強いネガティブ思想が渦巻く闇の世界へと導いていった。そしてその影響は琴座のみならず多くの天体の生命体にも影響を及ぼし、やがて太陽系の金星や土星にも影を落としていった。

      創造主が定めた「自由意思」とは、宇宙創造は創造主の願いをかなえるために協調の下で「自由意思」を行使していくことであるが、ルシファーの定めた「自由意思」とは、ルシファーの願いをかなえるために、創造主の願う協調から故意または意図的それて、「自由意思」のもとにルシファーの願いをかなえるというルシファーの独自解釈といっていいだろう。また、コントロールするために「死」という概念(恐怖)を作り出して人類に植え付けたのもオリオンを支配下に置いたルシファーたちであった。それまでは創造界(人類)に「死」という概念はなかったのである。あるのは使えなくなった肉体を捨てて新しい肉体に転生する魂の移動だけであった。          

 

宇宙のこのような善悪の混乱の中で神々はこの戦い(※)を終わらせるために中立的であった青い星地球に目を付けた。そして、

神々は自らのハートを分裂させ、そこから生まれた人類を他の人類からの干渉を受けない地球のある場所に送り込んだのでした。そして地球の安寧と慈愛の維持をその人類に手助けさせようとして実行したのでした。全ての戦いの終焉の地にしようと考えたのだった。その結果を神々は空から観察し、気づいた。「送り出された人類が何をし、何を忘れ去ってしまったのか。なぜ全ての生命体を導く創造主の意思とは異なり自分の考えで文明を形作ってしまったのか」を。しかしここに送り出された人類は自分の欲望のために文明を作ってしまったのではなかったのです。ましてこの世界をかく乱するためにこの地に来たのでもなかったのでした。ただ、人類としての新しい生き方になれていなかっただけなのでした。しかし彼らは神々の創造計画の偉大な真実とつながり、調和と安寧の中で生活していたのは紛れもない事実なのであった。

      この戦いはおよそ450万年前に発生し、百万年続いた(ここで記載した数字は正確ではない。地球時間に正確に換算することなど不可能だからだ。そして発生も終わりも線で引いたようにはなっていない。)。いわゆるオリオン大戦である。これは神を愛する勢力とテクノロジーを武器にする勢力との戦いとなっていった。神を愛する勢力はアルクトゥルス人、プレアデス人、いくばくかのシリウス人、大熊座、小熊座、太陽系では土星、金星(当時の金星は天王星の衛星)等の人々であった。対する一方はオリオン人やシリウス人の大部分、太陽系で言えばメルデック(マローナ・フェイトン惑星~今は小惑星~破壊された状況は日本人のルーツ外伝に記載してあります)であった。しかし小熊座の惑星は早い段階で消滅させられ降伏した。プレアデス人の居住惑星の一つも完全に破壊され、プレアデス人は少しの期間この大戦から退いていった。やがてこの大戦争は終結するのであるが、その結果大熊座、小熊座はルシファーの僕、堕天使の影響を強く受けるようになり、また大戦終結後、オリオン側の戦士と家族の多くが逃れるように地球に移り住むようになっていった。なぜ移り住むようになっていったのか。それはクリシュナの愛の波動に触れたからなのだ。別な見方をすればクリシュナが地球をパラダイスに作り直していたので、戦いの疲れをいやし、若返りを望むオリオンの戦士たちを無条件の愛で受け入れたからだ。皆さんはオリオンの戦士は軍人だけと思っているかもしれないが、地球に来たオリオンの戦士とは兵士、科学者、技術者など多くの精鋭たち一団と理解してほしい。やがてこれらの戦士は地球の高度な科学文明発展の礎となりはしたが、ここに堕天使の活動が加わったために人々の間に疑心暗鬼が強まり、人を縛る法も制定されるなど徐々にパラダイスとしての地球の道を踏み外していくのであった。パラダイスとはどのような状態の世界なのだろうか。そこは7色の透明な光や12色のゴールド光の織り成す世界と言ってもいいだろう(光はプリズムを通すと7色に分かれる。それは皆さんわかると思う。それでは12色のゴールド光はプリズムを通すとどのような色が浮かびあがるのだろうか。私はそれについての記憶は曖昧であるが、はっきり言えることは七色の光の間に残りの5色が存在しているということです。決して赤外線や紫外線の外側にはなかったことを)。地球には今でも多くの次元が存在し、人類は全ての次元に行くことのできる力を持ち合わせているのだ。なぜ持ち合わせているのか、それは創造主が創造主の全てを持ち合わせ、かつ異なるものとして創造主のスパークから人類を誕生させたからである。だから当時の人類はオーバーラップして存在しているクリスタル王国の宮殿にいるデブァと天使や滝や雲や花々の中に息づいている妖精や精霊たちとたやすく交流することが出来たのだ。また、闇を加速させた原因としてオリオン大戦において敗北した闇の将軍たちを相談役として当時のアトランティスの指導者トートが招待したことにもよる。その結果は火を見るより明らかであった。やがてアトランティス文明は彼らによってズタズタにされ崩壊させられていくのである。私はこの将軍たち全てが逮捕され、トートは教育のためにセントラルサンに召喚されたと聞いている。ここでオリオンの戦士が地球に来たことでパラダイスが失われていったとお話したが一つ誤解を解いておきたい。一つの時間の流れだけを追わないでほしい。時間の流れは次元ごとに異なるのだ。時間の速さも異なるのだ。とても複雑なのだ。そこを考えてほしい。もともとオリオンの戦士たちが地球に移り住む計画は神々にはなかったということを。パラダイスが失われつつあるため土星における最高評議会は使者を使わして一つの文明を築いた。その名はのちにレムリア文明と呼ばれることになる。レムリア文明が生まれたきっかけは土星の最高評議会が地球にデバァ達のいることを忘れ、母なる地球の自然には人間や自然自体を管理する能力が欠けているので自分達でパラダイスの衰退を何とかしてくい止め、復活させようという誤った決断をしてしまったことが大きな要因なのである。地球においてレムリア文明は当初とてもうまく機能した。しかしうまく機能したかに見えたレムリア文明もやがて光の中に瑕を負うようになっていった。その瑕の多くはオリオン大戦やシリウス人の入植が影響している。これにより様々な見解が生まれ人々は分裂して行った。そして理想郷が生まれる前に、そう道半ばでレムリアはレムリアとアトランティスに分かれていったのであるが、この分かれるまでを前期レムリア、その後を後期レムリアと呼ばれている。この分裂の混乱のころも最高評議会は慈愛に満ちており聡明であった。そのため光の統一体としての機能を十分持ち合わせていた。そのためこれらの混乱を沈めてもう一度地球にパラダイスを復活させようとして金星の極めてパワフルな魂、サナート・クラマとその妻レデイマスター・ビーナスを地球に遣わした。サナート・クラマにはマスター・クラマと呼ばれる魂と妻(マスター・クラマの多くは金星からではなくセントラルサンや周辺の惑星などから直接派遣された。)が同行した。その数は144210人である。この人数はやみくもに集まった人数ではないのです。多くの問題解決を図るべき部所に配置すべき最低人数だったのである。しかし現在地球に留まっているマスター・クラマはその三分の一ギリギリである。(私は、地球で起きたサナート・クラマの愛の物語をここでは割愛しますがこの物語はやがてアルクトゥルス人として、使命と心の希求のどちらかを選ばなければならなかった場合どうするべきかという新たな進化の問題に直結していくのである。~この問題は彼の他幾人も証言しているので間違いないと私は信じる)。

 

話を元に戻しましょう。神々はこの送り出した人類に自分たちの起源や神聖な神々の計画、全ての天使たちとの調和、そして創造主の代理人としての完全性を思い出させることを使命として、送り出された人類を守護する者もその地に送り込んだのであった。その場所こそ日本なのです。この日本こそが神々が地球上で最初に神聖な計画を始めた場所であり、最も古の神々が、地球人類が存続する限り留まると決めていた場所なのです。それゆえ神々は日本人として生まれる人々の実体(魂)を直接、神々自身とセントラルサンの全ての生命の核から送り出したのでした。そう、日本の人々は地球上の多くの人類の中で唯一セントラルサンから直接派遣されてきた存在なのです。そのため日本人はこれからも世界のあらゆる人類に対し、遠い昔神々や天使と共に生きた暮らしを復活させ、神々や天使の活動との完全な調和のもとで全世界の人類が生きることが出来るようにする使命を帯びているのです。しかし今、皆さんの周りをよく観察してみてください。神々や天使の思いをよそに日本人に扮したサタンが、使命を忘れた日本人を欺罔し、多くの真実をどのように捻じ曲げているのかを。いいえそれを非難する前に皆さん自身がどうして気付かないのかを。またそれは世界の国々の民族にも当てはまることでもあるのです。

そのためもともとは同じ兄弟であった宇宙人の地球人に対する基本的戦略も変わりつつある。今までとってきた穏便な方法では地球人が目覚める前に邪悪な宇宙人に消滅或いは奴隷化されかねないと危惧し、一部の宇宙人は地球人を目覚めさせるためにあえて地球人の恐怖心をあおる戦略も取りつつある。その一つに地球人誘拐事件があるがそれに隠れて本当に誘拐して返さない宇宙人もいる。一方で地球人を宇宙連合組織の評議会等に参加させたり、他の惑星に招致したりして目覚めを促してもいる。これ等のことについては多くの国家は承知しているが、なぜ皆さんにこれらの貴重な情報が伝達されないのかと疑問に思っていることだろう。伝達されていないのではなく、世界が一変するような情報の数々は多くの場面で小分けにしてすでに伝達されているのです。しかし、当然それらの正しい情報を知られないよう歪曲している悪意ある者もいることは否めない。すでに皆さんの多くが地球人類として生まれた目的を忘れ、安易な暮らしに心を奪われ、「こころ焉(ここ)に在(あ)らざれば視(み)れども見(み)えず聞(き)くとも聞(き)こえず」の状態にもなっているのは何ともやりきれない思いであり、悲しいことでもある。

 

私はスピリット。皆さんは自問してみると良い。偶然に日本人に生まれたのだろうかと。「否」あなたが使命を果たすべく、自ら望んであなたの父と母にお願いして母体に宿り、日本人として生まれてきたのだということを。それをほとんどの日本人は生まれたとたんに三次元・第三生命密度の強い忘却現象の直撃を受けて、忘れてしまっているだけなのです。今日本も混乱している。長い年月をかけて神々の思いを組んで発展してきた日本文明が他の文明に知られるようになるに従い、日本はその影響を直接受けるようになってきた。すでに日本人のルーツを見ようとする者は少なく、日本がなぜここに存在するのかも忘れ去られようとしている。神々が教えてきた神道も形骸化してしまった。そして偽りの神々に心をゆだねてしまっている。それでも日本人の心の奥底には神々の心理は残り、脈々と子供たちに引き継がれている。日本人は再びいにしえの知識に立ち返り、かつて神々が日本の地として定めた場所とそこに住む人々を統合してガイアとともに歩まなければならない。

日本人は日本が資源に乏しく他の国に頼らざるを得ないと考えているようだが、神々は全ての資源を日本という体の中に貯蔵しておいた。日本人がいにしえの知識を取り戻し、世界の全ての人々に役立てようとする心が芽生えるまで貯蔵しておくつもりでいる。日本人にとっても神々にとっても今が大いなるチャレンジの時なのです。ここのところはとても大切なところなので日本人の皆さんにもう一度言っておくとしよう。日本という島はガイアの核細胞であり、その中心が「クラマヤマ(鞍馬山)」、そこから母なるガイアを創造する全てが作られてきた。そしてガイアの設計図は神々が教えてきた古(いにしえ)の伝統の中にあるのです。ここには人類が神々、天使を敬い、共働して創造活動を遂行する全ての知識が織り込まれているのです。いま、日本の目覚め始めた魂達は心の奥底を見つめ始めています。そして気付き始めています。日本そして日本人のルーツが神道の経典の中にあるのではなく、古の知識の中にあることを。日本人の血の記憶、骨髄の奥深くに刻まれた原初の教えの中に存在していることを。

 

私はスピリット。日本人については前にお話したように、その遺伝子は遠い昔、この天の川銀河の中心太陽(セントラルサン)付近の惑星に誕生した生命体の遺伝子です。約120億年前に天の川銀河や他の宇宙に広がって行った「ヘーノク(へーノック)と呼ばれている人種」なのです。古代リラ人もプレアデス人も同じヘーノク人種なのです。地球においては特別な遺伝子を持つ人種なのです。「第二部 アルクトゥルスの風」では人類は最初琴座で発生して宇宙に広がって行ったとお話するでしょう。意味を取り違いないよう少し説明しておきます。皆さん日本人の持つ「ヘーノク(へーノック)と呼ばれている人種」は気の遠くなるような時間をかけて民族移動を繰り返しながら鏡の向こう側の世界のリラやシリウスの領域にたどり着いたのです。また創造主は琴座を中心に新たな霊長類を出現させました。人間に宿る魂も含めて。それらが混在していると理解してください。

 

神々は地球がいつまで生命をはぐくんでいられるかわかってもいる。将来、悪魔の放浪惑星が太陽の磁場の衰えの隙をついて太陽系に侵入し、月を消滅させ、地球を未来永劫生命が生きられないほどに一瞬で破壊してしまうこともわかっている。それはそう遠くない未来のことである。しかし今、身近に迫っている人類の危機を日本人が新たな気持ちを持って世界の人々を導きながらくいとめてほしいと私たちは願っている。今回の危機は私たちがすべてを引き受けても解決できることではないのです。皆さんの力が必要なのです。私たちが皆さんをなぜ日本に遣わしたのか今一度思い起こしてほしい。出来ないはずはない。大東亜戦争(太平洋戦争)で世界中から植民地をなくして人々を幸せに導いたではないか。私スピリットは、皆さんがこれから進むタイムラインはかなり厳しい展開を予想しています。はっきり言おう。今の三次元の世界で皆さんが生き残れるかどうかは皆さんの気付きと行動にかかっているのです。どのように地下深くに安全を求めても(現在地下深く掘り進んでいる人もいるのだが)それは徒労でしかないのです。逃げるのではなく逃げなくても良いように本来の地球に戻していく行動がとても大切なのです。