月と人類の歴史

目次 


〇 メッセージ(スターシードの方々、全地球人類の皆様へ)

 

第1部 月を地球軌道に連れて来た破壊者(デストロイヤー)と呼ばれる放浪惑星

1 破壊者(デストロイヤー)の誕生

2 天の川銀河系に出現し「人間の住む惑星(月誕生の惑星)」を破壊した破壊者(デストロイヤー)

3 月を伴って太陽系に侵入した「破壊者(デストロイヤー)」

4 太陽系に大災害をもたらしていった「破壊者(デストロイヤー)」

5「破壊者(デストロイヤー)」の現在、そして未来

 

第2部 の構造と役割、二ビル星人が月を地球の衛星として設置した

1 月の構造、多くの知的生命体の基地と化した月の実体

2 月の都市

3 月の不思議な現象

4 二ビル星と二ビル星人

5 二ビル星人が地球に飛来した時期と理由

※1 月を地球の水のエネルギーに繋ぐことにより、DNA、そして進化のサイクルにどのように影響を及ぼしていったかの科学的理由等

 

 第3部    アヌンナキの地球での活動と闇の国家(ディープステート等)誕生の原因

1 アヌンナキの人類創造計画(「ルル・アメル計画」=アダムとイブ)

2 新人類の教育

3 イギギの反乱と巨人族の誕生

4 ノアの箱舟その真相

5 ノアの大災害その前後

6 エジプトのギザのピラミッドとスフィンクスの真相

7 核兵器を使用した血族間の大戦争

8 地球に残ったマルドゥク達は闇の国家として君臨する一方、地球人を守るため地球外知的生命体の侵略とも戦ってきた(ディープステートという言葉を一つの勢力に限定することは非常に難しく複雑に絡み合っている)

9 現在の月は地球人類昇天サイクルの調整役



第3部 アヌンナキの地球での活動と闇の国家(ディープステート等)誕生の原因

ここでは闇の国家誕生の源がアヌンナキの政策の失敗やエンキの息子マルドゥクやイギギにも係わっていること。アヌンナキの人類創造、ノアの箱舟などについてもお話します。特にノアの箱舟は動力を備えており、現在の技術では作れない超ハイテク船であり、高度な観測機器とクルージング装置を備えていたことも分かって来るでしょう。

 

1 アヌンナキの人類創造計画(「ルル・アメル計画」=アダムとイブ)

ここでは地球上で行われた人類の創造と歴史について少し話しておきましょう。

地球上で最初に人類の創造が行われたのが1000万年以上前でした。その時900数十体が作られましたが、寿命の設定はなく、男女の性別もないため増えることはなかった。次第に事故などでその個体は失われていきやがて全てが処分されました。

いまから数十万年前にはアトランティスの指導者トートも国民の要望が強くなってきたため人類の創造に着手しています。その人体モデルの遺伝子構造は7体の水晶ドクロに記憶させ、未来の人類へのタイムカプセルとしています。最後の人体はポセイドンの住民で人類創造の経過の痕跡はイカの石などに見ることが出来ます(この経過については「人魚からの招待状」の中に少し記しておいた)。

さらにこのころ二ビル星人が金の採掘に地球に訪れた際、労働力の確保からアダム(アダモ=土色の人という意味とシャーレー様の遺伝子混合容器が粘度成分だったところから粘土から生まれたという双方の意味を持っていた。これがアダムは粘土から誕生したとの伝承のもとになったものである。最初のアダモは寿命の設定はなかったが後に3万年位に設定したと聞かされた)を創造した。人類創造のアイディアは遺伝子学者としてのエンキであった。そしてこの計画は「ルル・アメル計画」として実施されていった。

 

「ルル・アメル計画」は「生命の家」と名付けられた研究所において選抜された優秀な科学者とともに推進されていった。「ルル・アメル計画」は当時海岸付近や草原に当時住んでいたかなり狂暴性があったホモ・エレクトス(直立原人)と二ビル星人の遺伝子をかけ合わせることによって地球環境で労働に耐えられる人類を創造しようとしたのであった。なぜこの種を選んだかの大きな理由は遺伝子の二重螺旋構造の未来予想を計測したところ将来人間として進化していく可能性を秘めていたためでした。そして当時最高の遺伝子学者であったニンマー(ニンフルサグ)の力を借りて8万年を費やしてアダムの原型となる生物体を完成させた。しかし実際アダムが誕生するまでにはそこからおよそ15万年を必要としている。その後とても美しい女体ティ・アマト(※)を創造した。この両名はアヌンナキに匹敵するほどの高度な学習能力を備えていたが、それは関係者以外秘密にされていた。エンリル総司令官にさえ秘密にされていたのである。

(※ティ・アマトとは二ビル語で「生命の母」の意味、この女の子は体毛がほとんどなく、肌は二ビル星人の濃いブルーや茶褐色のブルーと比べて透き通るようなブルーであった。イブという名称はいつから言われ始めたのか私は知らないがこのティ・アマトの純粋な遺伝子はノアの大洪水で失われてしまった。その後保存されていた遺伝子を使って再度創造が行われたが、アヌンナキを超えると予想される能力が潜んでいたために将来アヌンナキに脅威とならないよう遺伝子操作が行われ、多くの能力が故意に制限されてしまった。

 

最初生まれたアダモは試験管の中で生まれたのでしょうか。そうではないのです。ニンマーは遺伝子操作で作成した卵子を粘土シャーレーの中で精子(この粘度成分を使用した最大の要因は二ビル星人の遺伝子周波数を地球周波数に調整するためであったことから単なる容器ではなく、私たちが知りえない高度な周波数調整器なのだろう。この精子はエンキがひそかに自分のものと取り換えたものでエンキの精子そのものであった。やがてニンマーはこの事実をエンキから打ちあかされ激怒したと言われている)を使って受精させた。受精が上手く行くと当初、その受精卵をニンマーは彼女自身の子宮に挿入して我が子として誕生させた。子宮に入れたのは理由があった。それは生命の尊厳を重んじ、また遺伝子の劣化を防止するなど多くの理由があったからである。アルクトゥルス人としての血を引く彼女はそれは当然の行為でもあったのでした。二ビル星人の妊娠期間は通常9日であったが、その時の妊娠期間はおよそ8ヶ月と20日を要したとされている。

 

当初、アダモとティ・アマトの創造が上手くいったところから、アヌンナキの看護婦の中から代理母の希望者を募り、男女各14名のアダモとティ・アマトを出産させていった。しかし誕生させた男女の間に子供は生まれなかった。その原因は男女間を区別する遺伝子の1本を欠落させてしまい22本しかなかったからであった。そのため急遽エンキとニンマーの肋骨内部部位から遺伝子を採取し、アダモとティ・アマトの22本にそれぞれ付け加え23本にした。その結果恥かしいという意識が生まれ、陰部を葉で隠すしぐさが現れて来た。この経過はまさしく聖書の中の記述と似ている。この恥部を葉で隠す行為を見たエンリル総司令官は目的外のものを創造したことに怒り人類創造計画の中止を命じ、創造した全ての個体を金採掘現場に送り込んでしました。

 

アダモが130歳になった時、初めて女体ティ・アマトと結ばれ、男子が誕生した。男の子は「セツ」と命名された。その後、生まれた子供たちの近親交配により多くの子供たちが生まれて、アヌンナキに代わっての労働力の確保が容易になっていくのである。

エンリル総司令官は人類創造には反対だったがアヌンナキの労働者の反発を抑えようとしていたこともあり、創造した人類が子供を増やしていくのを黙認していった。やがてアダモとティ・アマトから生まれた子供たちは親しみを込めてアヌンナキの間で「ルル」と称されていった。しかし最初の目的と異なるところも現れて来た。「ルル」の美しさと従順さにひかれて多くのアヌンナキが結ばれていったということである(二ビル星人は妻と妻以外の同意に基づく性行為を許される行為としていたが強姦だけは死罪に当たるとしていた)。それにより多くの混血種が生まれていった。この混血種は「ルル」よりも何倍もの長寿命であり、高い知的能力を備えていた。ノアの箱舟に登場する「ノア」はまさしくこの混血種であった。

 

この人類創造においては遺伝子操作にたけていたエンキとニンマーの協力が不可欠だったが、はじめのころお互いが(私が説明するとすれば恋のすれ違いのたどり着いた先のことというほうがあっているかも)心理的に離れていたため、エンキの人類創造に反対していたニンマー兄妹を仲直りさせて人類創造に邁進させたのがその父親であるアヌであった。しかしこの人類創造に強く反対したのがアヌの息子で地球金採掘の総司令官エンリルであった。また、ニンマーは奴隷労働者としての創造ではなく立派な人間としての人類創造を夢見ていた。その理由は遠い過去の伝承として蛇に似た霊長類から二ビル星人を誕生させたのはプレアデス人であることを聞いたことがあったからでもある。

エンリルは最初人類創造に反対したが知的能力をそぎ落として労働者として使用することを認めていった。一方エンキは当初労働者確保のためにロボット化した人類創造を思い立ったのであるが、やがてその慈悲深い性格から自分たちの子供として教育してアヌンナキを超える高い精神性を持つ人類に育てようとして「ルル」に対する理不尽な取り扱いから守っていった。

 

話は複雑になるのでアヌンナキの人類創造の時代に戻ることにしましょう。エンキはルル創造に当たって「創造行為は生命の尊厳を考慮しなければならないことを理解していたため、単なる奴隷としての労働者の創造には気が乗らなかった。」創造に当たっては神の輝きを内に秘め、自分達よりも高い理性と知能を持つ人間を創造したかったのであった。そのため、それらを発現させるために選りすぐりの遺伝子を使って人類を誕生させることを望んでいた。そしてその選りすぐりの遺伝子とは、恋するニンマーと自分自身の精子であると思っていた。やがて誕生した人類を先に述べたようにエンリルは労働者として金採掘現場に送り込んでしまったのですが、この行為に我慢がならなかったのがエンキでした。彼は新しく誕生した人類を我が子のように慈しみ、世界の諸々のことを学び、地球人類として創造主の下で進化発展してほしいと願い、ひそかにさらなる遺伝子操作を行い、長期の学習と進化発展には必要な不老の遺伝子をひそかに挿入したのでした。少したってエンリルにその事実が露見してしまいアヌンナキのような長寿命の人間は誕生しなかった。せいぜい数万年の寿命に抑えられてしまった。

そんな制限をされたルルであったが、エンキは負けなかった。ルルに宇宙のあらゆる知識を学ばせ、教育して高い能力を身につけさせていきました。その結果ルルはアヌンナキの精神構造をはるかに超えるところまで進化したのでした。

エンリルはルルが自分達の置かれた立場を理解して生きて行けば将来必ず労働者としての立場を理解し、反逆の心が芽生えると警戒し、エンキとは相反の行動をとっていました。そして自分達より優秀になろうとしているルル全てを金の採掘が終了して地球を去るときには抹殺していこうと考えていました。

 

その前後を通じてリラ人、シリウス人、プレアデス人なども赤、白、茶褐色の人種を創造し地域を分けて住まわしていた。アヌンナキ以外の星系の人々が創造した人類の中には白色の肉体的芸術品ともいえる人類もいた。これについても当時アダムと称し、このアダムは「地球人」という意味であった。やがてこれらが今まで住んでいた地球外から来た人々と混血になり、大きな遺伝上の弊害を蔓延していった。そのため地球に訪れた良心的な古代リラ人やサナート・クマラ率いる14万4210人のマスターの中で地球人として肉体を持って転生した人々すべてが大なり小なり遺伝子操作の悪影響を被ったのである。

 

(はるか昔、何十万年も昔から、多くの星系の知的生命体が犯罪者を地球に追放という名目で置き去りにもしました。それが野生化して、動物や地球で発生した霊長類と性的交わりを起こし、小型のチンパンジーが生まれました。そして時が移り、それらが複雑に交雑し、突然変異として北京原人やネアンデルタール人と呼ばれる霊長類が誕生していきました。さらにその子孫が変化し、イエティや雪男といわれる生命体が誕生したのです。その中にはとても美しい姿態を持つ雌も生まれました。地球外生命体は時々地球を訪れ、この雌と幾度となく交接していきました。彼らそしてイギギとルル間でも時々遺伝子異常から巨人族が誕生しました。この巨人族の骨格はすでに発見されていますが、知られたくないという悪意により今は隠されています。近い未来それは明らかにされるでしょう。また地底において保護され生存している個体もいます。)

 

2 新人類の教育

「ルル」に「法=創造主の下に生きる生命体にとって必要な決まり事」を教えて秩序を維持していったのはイン・アンナ(イナンナ)にとっての双子の兄「ウツ」であった。そのためシュメール文献において「ウツ」は「法の神」として現れており、現在の法の原点にもなっているのであるが全ての「ルル」に法を理解させるまでになるには数万年に及ぶ遠い道のりがあった。そのことについて少し説明しておこう。

 

当初高い学習能力を身に着けていた「ルル」が繁殖し、そのためアヌンナキの労働者は順次二ビル星に帰還することになったが、地球に滞在していたアヌンナキの家族に対しても「ルル」が従順だったために一家族に一人以上割り当てていた。しかし、そのころになっても「ルル」の食料は自分達で仕事の合間に野山で調達させていた。またそのころ「ルル」に衣服は与えられておらず全裸でもあった。野山に放置されて野生化していった「ルル」も増え、そのためアヌンナキの食料も圧迫していった。

これを見かねたエンキは彼らに海で食料を調達したり、植物の種をまいて食料を確保したり、羊の原型を二ビル星から連れて来て、品種改良を行い、牧畜の技術を教えていったが時が進むにつれて学習する能力等多くの能力が衰えて行き行き詰っていった。この原因を調査していった結果、彼らアヌンナキにとって驚くべきことが判明したのでした。

それは二ビル星人とは逆に近親相姦が遺伝子劣化を引き起こし、進化にマイナスに働いているということであった。二ビル星人にとって近親相姦こそ遺伝子が活性化するのとは逆の信じられないことが起こっていたのであった。

このため、近親相姦をなくすため厳しく管理し、その結果、数シャル(1シャルは約3600年)も経つと再び知的で素晴らしい数々の能力が芽生えてきたのであった。このころになってわかってきたことは、多くの場合、「ルル」同士の性交では出産するまでには9か月近くを必要としたが、「ルル」とアヌンナキの間で身ごもった場合にはアヌンナキ同様9日間で出産したことだった。

(国連での報告会では現在の地球人と地球外の知的生命体間での妊娠出産までの日数が2週間であった旨の内容があり、この原因は遺伝的な要素というより卵子と精子を含む肉体の基本周波数が大きく関係しているらしい。アヌンナキが半分五次元的肉体を有していたことはこの出産日数に大きく係わっていたと思われる。この報告会には日本人も出席していることから途中で情報を止めてしまうことは科学進歩には大きなマイナスになる。)

 

アダパ(最初に二ビル星を訪問した混血種で5万年以上生きた)とティ・テイ(この夫婦はエンキとルルの間に出来た子)は双子の兄弟を生むことになる。のちの闇の国家・政府の一翼を担うマルドゥクはエンキから任されたこの兄弟の弟(ア・バエル)を教育し、牧草地を管理する技術を教えていった。さらに食料源とするために二ビル星から羊の原型となる雌の四つ足動物と精液を取り寄せ、地球上の動物をかけ合わせて羊を誕生させ牧畜を広めていった。一方、兄の方はエンリル総司令官の第一子ニヌルタに預けられ、地球上で最初に農耕を教えられた。それはアヌンナキが地球に到着しておよそ33万5000年をむかえたころであった。まさにこの2名が現代の牧羊の先駆者であった。やがてこの兄弟は喧嘩の途中で兄が誤って弟を殺してしまうのだった。

 

この殺人事件が巡り巡って旧約聖書の偉大な預言者として登場するエノクが生まれることになる。エノクが未来を見通せたのはアヌンナキのテクノロジーを使ったことによる。

それは弟(ア・バエル)が死亡して悲しむマルドゥクにエンキは約束した。次に男の子が生まれたらマルドゥクに贈ると。贈られた子は成長して結婚し,エンシという男子が生まれた。この男の子こそエノクである。それはアヌンナキが地球に到着しておよそ34万9500年をむかえた時のことである。

錬金術の元祖も紹介しておこう。エンシには妹がいた。妹はニヌルタに預けられ量子力学、特に金属の扱い方を学んでいった。そして錬金術(量子力学)を使い100%純粋な金の生産技術を開発していった。そのため二ビル星には今まで以上に大量の金が送られていった。

ここで運命のめぐりあわせは不思議なものです。マルドゥクとニヌルタそしてルルのめぐり逢いはこれから先も車輪のように絡み合っていくのである。

 

3 イギギの反乱と巨人族の誕生

マルドゥク、彼はエンキの長男であるが現在の闇の勢力の原点にもなった。彼は二ビルの王位継承権を持っていたが自由奔放の性格があり時々血族間で問題を起こし、疎外感を持っていた。しかしある時突如結婚を宣言した。かつてエンキがルルに生ませた子の子孫サルパニトと。このころアヌンナキはルルとの結婚が増えてきたために、二ビル星人としての遺伝子を守るためにルルと結婚した場合には二ビル星への帰還を禁止してしまっていた。父親エンキはマルドゥクを心配して「結婚した場合には二ビル星に戻ることも出来ないし王位継承権も失うからやめるように説得」するもマルドゥクは父親エンキに宣言した。「私は地球の王になる」と。彼は知っていたのでした。地球波動に慣れてしまい、二ビル星に戻っても長くは生きていけないことを。だから地球人としての道を選んだのでした。

マルドゥクの結婚式には火星の1000名のイギギが元の司令官マルドゥクの結婚を祝うために参列したが、参列したイギギの多くは結婚式参列目的ではなくルルと結婚することであった。そして地球到着後イギギとルルとの結婚を認めるよう、そうならなければ各都市を爆破するとの反乱を突如起こしたのでした。彼等はかねてから計画した通りルルの女性とイギギ200名がひそかに交配した。その結果は悲惨でした。優秀なルルではなく邪悪な心を持つ巨人族を生み出してしまったのでした。そして巨人族は増えて大きな混乱を引き起こしていきました。

この巨人族誕生の原因がイギギ200名であることがわかり、彼ら全てを逮捕し、地下に結界を張って閉じ込めて地上には出られなくしてしまったのでした。イギギが処罰されたのは二ビルが接近し大災害(ノアの大洪水)を起こすより前のことでした。

また、これ等の反乱収束の後、二ビル星の評議会とエンリル総司令はマルドゥクをエデンに二度と立ち入ることを禁し、今のエジプトピラミッド南方の峡谷地帯の不毛の地に追放してしまったのでした。やがてマルドゥクを追放したことが原因としてノアの大災害後血族間の核戦争に発展、シュメール文明などをことごとく廃墟とさせていくのでした。さらに地下に閉じ込められたイギギはアヌンナキが地球を去ったのちマルドゥクと共に地球を支配していくのです。

 

4 ノアの箱舟その真相

 旧約聖書登場する箱舟が単なる葦の船ではなく、地球外で設計され、現在の造船技術をはるかに超えた動力を備えた船であることが明らかにされています。数千メートルの津波の中を無事に乗り切れる船など今の世の中には存在しない。それを箱舟は乗り切ったのである。ここでは「ノアの大洪水」を「大災害」と記してある。

 

二ビル星の接近による大災害が発生することが予想されたために総司令官エンリルは邪悪なハイブリットの巨人たちをこの機会に地球上から一掃する良い機会と捉え、アヌンナキ評議会に進言し、二ビル星の接近による大災害が発生した場合には「地球上の生きとし生けるすべてのものに救助の手を差し述べないで自然に任せることを決定」したのでした。それはエンリルにとってそれは好都合でした。知能がついたルルも一緒に根絶やしに出来ると考えたからでした。その決定が地球上のアヌンナキを介してルルに伝わるのを避けるためにこのことは厳重秘密にしておくこととしたのでした。

このルル根絶やしにエンキは反対したが決定が下され人類の運命が決まったのち、愛する地球上の生物とルルたちを救うために全力を傾注したのです。彼はアヌンナキとルルのハイブリッド(混血)ノアと彼の家族及び直属の部下に命じて地球上のすべてのDNAのサンプルを秘密裏に収集保管させ、大災害の後に全てを復活させることとしたのでした。

 

エンキはどうしてもルルを助けたい一心から混血種のノア(ノアの正式名称はジウスドラ、彼はブルーでも土色でもなく白い肌をしていた。エンキと夫がいるルルとの間に生まれた混血種であり、エンキの息子である)に命じて避難用の船の製造を命じました。この船は低深度潜行可能な潜水艦であって、アヌンナキの技術を結集してどのような状態になっても破損も沈没もしない構造の船でした。そして地球上のほぼすべての生物の遺伝子を載せたのでした。航海士には直属の信頼できる部下を乗船させ、二ビル星接近時に発生した大津波の中を航海させたのでした。また、空から雨が降り始めたときには出入口(ハッチ)は固く閉じられ、波が静まるまでの数十日間開かれることはなかった。その時は空気循環装置により大気中から新鮮な空気が絶えず箱舟内に取り入れられていたのである。津波が終わって接岸した場所はアララト山の麓、かつて双子山と称された宇宙空港のあった場所でした。エンキは宇宙船で常時宇宙空間から箱舟の位置を確認しており、ついに箱舟が接岸したのを確認したためその場所に舞い降りた。それは箱舟の乗組員が上陸し、食事を調理して食べている正にその時であった。この大災害はアヌンナキが地球に降り立ってから43万2000年後のことであった。
(私が感じた映像では、箱舟がどのように激しく傾いても、船の中では器の中の水は全く傾かないのです。揺れもしないのです。常に床に向かって重力が働いているようです。何らかの重力制御装置が床下に設置されているのかもしれません。またいつでも新鮮な水を載せている動物に与えられていました。海水から水を作り出す浄化装置も備えられているようです。)

ノアの大災害の際ノアの箱舟に乗せた多くの生物の遺伝子を採取はニンマー指揮で行われた。今まで保管していた遺伝子を箱舟に乗せたのもエンキとニンマーの兄妹であった。

もう一つ「ノア」の出生の秘密を明かしましょう。彼の本名はジウスドラ。エンキの道ならぬ恋により「ルル」バタナシュから9日で誕生した男子である。当時珍しい白色系の金髪をしていた。体全体から蛍の光の様の光臨がさしていた。それは他の人から見ても歴然だった。彼が誕生したのは二ビル星人が地球に到着してから39万5000年後のころであった。その子はニンマーによってアヌ一族の皇子と変わらぬように育てられたのでした。やがて二ビル星が地球に接近して大災害が予想されたためにアヌンナキはルルを地球上に残したまま全て「月」と宇宙船に避難しています。

二ビル星が接近して大災害が発生した時、アヌンナキの多くが月に避難していたが指導者たちは大型の葉巻型宇宙船で地球近傍に留まり、宇宙船の周囲を電磁シールドで覆い安全を確保してそこから地球を観測していた。なぜアヌンナキだけが地球から脱出してルルやルルとアヌンナキの混血種を救助しなかったかの理由は「地球人類は地球人に任せること」が決定されたからである。

 

アの箱舟の設計図は宇宙連合総司令官ソ・ラーラからエンキに渡されたものである。遺伝子を箱舟に載せることはソ・ラーラの指示であり、箱舟の完成には7日を要した。そのことはエンリルには内緒にしていた。

箱舟は旧約聖書のとおり一部葦で作られていた。葦は確かに浮力を利用できるし、現地で調達できる材料として有力であるが単に葦を編んだのではない。葦を材料とした高度な複合材料で作られていた。箱舟の機能はどのような大波で沈没しても必ず甲板を上にして浮き上がり、破壊することのない動力付きの低深度潜行可能な船であり、現代の私たちの全ての技術力をもってしても建造不可能な構造体で造られていたのです。そして葦舟内部の観測装置は今の科学をはるかに超えた量子コンピューターシステムであったことである。

その装置を使ってノアは箱舟の中から高度な天体観測装置を使って逐一二ビル星の運行と海流を観測し、また地球に発生するだろう津波予測を行いながら箱舟を操作していたのでした。単なる葦を編んだ船ではなかったことである。ここをしっかり理解しておかなければ聖書を紐解くことは出来ない。

 

箱舟はエリドゥの港(ペルシャ湾北西ユーフラテス川の港)から動力を使って出向し、アブスの港に向かい、そこで各地域から採取した遺伝子も積み込んだ。動力船であったからこそ港を移動できたのである。その後陸地からかなり離れた大海原に向けて出港し、重力制御のエンジンを停止させ波に任せた。箱舟の航海士は二ナガルであった。これはアヌンナキが地球に来て43万2000年が過ぎようとしていた時であった。

その時ノアの年齢は3万6000歳であった。大気異常による豪雨は約40日間降り注いだ。大海の水が引き始めると箱船は岩礁に乗り上げて停止したがその場所が双子山と呼ばれるアララト山の頂上付近であった。そこはアヌンナキの宇宙空港でもあった。

 

ノアの大災害が起きる3600年前に地球に二ビル星が接近した時にはその影響により宇宙塵が地球大気圏上層部を覆い、太陽光線を遮断したことによって地球は著しい氷河期に突入していた。現在の中東付近でさえ雪と氷に覆われていたのであった。また、重力異常から大気に含まれる水蒸気は濃密な雲を発生させていた。しかし今回の二ビル星接近の影響を受けて宇宙塵は吹き飛ばされ、雲は雨となって落下し、青空がどこでも見えるようになり、地球最後の氷河期はこれを境に終了していくのである。

 

後にエンキは地球総司令官エンリルから「規則に違反してなぜ葦舟を作らせてルルを助けたのか」との詰問にこう答えている「私はルルを助けたのではない。ノアは私の息子でアヌンナキだ。葦舟を作るようには一言も言っていない。私は葦に向かって独り言をいっていただけだ」と。

この大災害によって全ての人類の命が失われたということではないということです。彼らの記録によると漂流したり高い山に逃れて助かった者もいたということです。またこの地殻変動は太平洋上のムー大陸が沈んで行った原因にもなっている。日本人はこれらの大災害やアヌンナキに比較的影響されない日本という世界から隔離された場所に約2万6000年前にリラ星系から移住してきている。

 

5 ノアの大災害その前後

大災害前、エンキは二ビル星から運んでおいた二ビル星の1万種の動植物の遺伝子を双子山の地下深くに保管しておいた。それとノアの箱舟に収容されていた動植物を変化してしまった地球環境にも生き抜くことが出来る動植物に遺伝子交配により誕生させていった。最初に品種改良が行われたのは羊であった。この研究は二子山のプラットホームで行われた。その後ノア夫妻から多くの子供たちが生まれてもいった。エンキは地球再建に取り掛かり、ダムや水路を造り、環境改善に取り組んで行ったがそれが完成するまでには約3600年を必要とした。羊の牧畜の技術は二ビル星そのものである。

 

この大災害はアヌンナキに一つ幸運をもたらした。アメリカ大陸の地層が大きくえぐられ、98.7%の純度の高い大量の金鉱脈が地表に現れたからだ。これは大量の金が二ビル星に送られる道を開いていった。そして金の採掘が目的よりかなり早い時間で終了していった。

 

二ビル星が地球に接近して起きたノアの大災害は12600年前であったが、二ビルの接近のため地球磁場と重力バランスが大きく変化したため大気中の水蒸気は豪雨のように地表に落下し、更に両極の氷棚は数千メートルの高さまで飛び散り崩壊しました。この影響で今まで氷河期であった第四紀の最終氷期は突然終わってしまった(氷河期終了は現在の測定では約11700年前となっている)。

大災害後エデン周辺の土地は緑がなくなり乾いた土地が出現した。アヌンナキは再び地球に降り立ち都市の再建と金鉱採掘に取り掛かった。しかし労働者が不足していたところからエンリルは再び人間創造を承諾したのだった。

この新しく創造されたルルは前のルルより繁殖力が弱く、短寿命、低意識であることがエンリルの父アヌによって合意された。新しい地球人は何が起こったかを決して学ばないよう願って創造された。その際地上の支配権をアヌンナキから地上の支配者に移すことが定められた。そのためには地球上に社会を構築して運営させていくことが必要だった。シリウス王朝二ビルは人間とのハイブリッドの者を選んで、シリウス王朝と同じような王権制度を作り運営させていくことが不可欠だった。それを行わせるためには選ばれた王にシリウスの知識を与えられる代わりに統治上の全ての行為についてアヌンナキの上級指導者に説明する責任を負わせ、アヌンナキの思い通りコントロールが進められていった。王は功労を立て二ビル星に招待され命の水をもらい永遠の命を授かることを夢見て忠誠を誓った。この果たせない夢の実現がミイラになって将来生まれかわるという流れとなって現れている。

 

シリウス星系のアヌンナキは爬虫類人種と言われていたが実際は慈悲深い性質を持つリリック系ヒューマノイドであるので全てのアヌンナキが人類に対して悪意を持っていたわけではない。エンキは慈悲深さではその最たるものでした。エンキはアダモとティ・アマト(イブ)をエデンで育て、当初「彼らは誰の奴隷にもならない」と宣言していた。

エンリルが彼らをエデンから追い出し、金採掘の労働者として決定したためエンキは当初、アダモとティ・アマトをアトランティス人に依頼してカナリア諸島に保護して守っていきました。エンキはルルを金鉱採掘に使うことに対して否定的だったのでした。

 

後にエンキはノアの大災害後再度創造されたルルに対して建築学、天文学、数学や文字、宗教など等神聖な知識を惜しみなく教えていった。そして都市を作らせ、お互いが助け合いながら生き、成長していくことを願っていた。エンキはどのような状態でも慈悲と愛情を示しルルに利益をもたらしていった。しかし皮肉なことにその願いむなしくルルが建設した都市を血族間の争いでためらうことなく破壊していったのもアヌンナキであった。

 

エンキは地球を去ってから人類に対して申し訳ないとの償いの言葉といつか戻って来て援助することを約束しています。多分私たちが少し遠い将来シリウスの戻る際の道案内になってくれることでしょう。

 

(この大災害のことを他の知的生命体はどう見ていたのだろう。少し古い私の記憶であるが、ある知的生命体が二ビル星人に対して「あなた方はなぜ神が創造した人類を故意に二ビル接近による大災害を利用して滅ぼす行為に及んだのか」といったことを聞いたことがある。また、この大災害が地球上のすべての人類を一瞬にして滅ぼしてしまったのかについて私は少し懐疑的です。それは日本人の祖先が約26000年前に日本の地に降り立った時以来、陸地の全てを海水が覆いつくすとう伝承がないこと。ニュージーランドのワイタハ族は長い伝承記録においてやはりこのような伝えがないことです。さらに言えばオーストラリアの有袋類が125万年前から生存していることやアボリジニにもそのような伝承がない他現在のアフリカの褐色の肌の人々がアボリジニ民族と遺伝的なつながりがあり大洪水の時期後も生存していることなど等である。多分中東付近においては大規模に大津波による災害が発生したことは事実なのかもしれないと考えている。)

 

6 エジプトのギザのピラミッドとスフィンクスの真相

謎に満ちたピラミッドとスフィンクスについてお話しましょう。その謎が今はっきりわかります。

二ビル星による大災害は火星を全くの砂の惑星に変えてしまった。そのため火星の補給基地としての役割は完全になくなってしまった。また月の空気もその多くが吹き飛ばされ、月はそれまでは二ビル星人の呼吸に支障がないほどの空気が存在していたが、二ビル星が去ったのちは宇宙服が必要となるほど空気の密度が低下してしまったのである。さらに地球に建設したアヌンナキの都市の多くも破壊され、二ビル星への金の搬出にも支障をきたしていた。そのため今まで双子山という宇宙空港に代わって、地球最大規模の宇宙空港を造る計画が持ちあがったが、管制塔として使えるアララト山の様な山が付近に見つからなかった。そのため人口の双子山(宇宙空港と管制塔)を作ることになった。宇宙空港施設が双子山と言われるゆえんは、地球に初めて飛来したときに二つの大きな山がそびえる地を宇宙空港にしたことからである。一方がアララト山であり、もう一方の山を「メs」で切り取り整地して宇宙空港にしたのである。

 

新たな宇宙空港は現在のエジプトのギザのピラミッドの場所に決定された。その建設を任されたのはエンキの子、ニンギシュジッダであった(彼の名は神話に出てくるので調べてみたらいいでしょう)。管制塔は大小二つの四面体のピラミッドからなっていた。地下には逆ピラミッドが建設されておりそれは不可視の五次元構造体であった。地上のピラミッドの頂点には取り外し可能なキャップストーンが乗っており、あらゆる天体観測装置と地球波動調節装置、そして宇宙船の管制設備で満たされ、夜は天頂に向かってレーザー光が放たれていた(この取り外し可能なピラミッドとキャップストー、そしてキャップストーンに目が描かれている絵は皆さん見たことがあると思います。多くの紙幣の図柄にもなっています。ある団体のシンボルにもなっています。現在まで引き継がれているのです。)

 

彼らはこの山をエクル(山のような家)と名付けた。なぜなら内部は家のように多くの部屋があり、部屋ごとにそれぞれの機能を有していたからである。エクルが誕生したのは二ビル星人が言うところの天の星座が「獅子の時代」を示していたところからである。エンキは獅子の時代に宇宙空港が完成したところからそれを記念してピラミッドの近くの小高い丘の上に獅子の像を建設した。それがスフィンクスである。その内部にも小部屋が用意され、各種機器が設置されていた。そして顔を建設責任者のニンギシュジッダに似せた。当然それに反発したのはマルドゥクであった。なぜならそこはかつてのマルドゥクの領地だったからである。この宇宙空港の建設には約4000年を要している。(参考=世界に散らばっている階段状のピラミッドはプレアデスや二ビル星にも多くある)

なお、当時イシスとして知られる女神はマルドゥクの長男の妻である。イシスは人体構造が「肉体と気」と言われる二重構造からなり、その機能をとても良く熟知していたことからその知識は「イシスの性魔術」として現在に伝えられ、その教義の多くが現在のヨガに取り入れられている。このことからもアヌンナキの医学は薬草を調合したり「チャクラと気」を活用するなど東洋的であった。この薬草の中には麻やジギタリスがあったが二ビル星の薬草も用いられていた。また、麻などは加工され、現在の技術では不可能なほど細いしなやかな糸に加工して織物を織っていた。この繊維はすでに古代遺跡の中から発見されている。

 

7 核兵器を使用した血族間の大戦争

火星が不毛の地と化した後。多くのイギギは二ビル星に帰還していったが、下層階級の者の帰還は遅れに遅れていった。そのため地球に移動し滞在するイギギも増え、その中には二ビル星への帰還をあきらめルルを娶った者も増えていった。そんな中で、ルルと結ばれたものは二ビル星への帰還はさせないという決定がなされたため、イギギやアヌンナキの中には帰還をあきらめ、性を楽しんだのでした。その結果ルルとの間に多くの子がうまれ、人口は増加していった。生まれた子供は、体は二ビル星人に似たものもあればそうでないものもあり、寿命も数万年はざらであった。しかし増えすぎたルルにより食料問題が生じ、ついにはマルドゥクを総大将として多くのイギギとその子供たちはエジプトに移って行った。それは大災害の後、ギザのピラミッドが完成する前のことである。

 

やがて十分な金が二ビル星に運べるエジプトの宇宙空港も完成してアヌンナキの地球で金の採掘が終了し、全員が二ビル星への引き上げるのがそう遠くないと誰もが感じていたころイナンナとエンキの末の息子ドゥジムが結婚することになった。しかし怨恨からドウジムが実の妹に殺害されたのをきっかけに二つの物語が生まれていく。

一つはイナンナが「天と地の女王」と言われるようになった物語。

もう一つはアヌンナキの勢力を二分する血族間の怨恨と領土争いの戦いがイナンナとマルドゥク勢力の間で行われた物語。

この時すでにマルドゥクは二ビル星への帰還をあきらめ地球の王となることを心に決めていた。その理由は地球の低周波に体が慣れてしまい、二ビル星に帰還してもそう長い寿命は得られないことが彼にも二ビル星のアヌにもわかっていたからである。またこの戦いに拍車をかけたのが血族間の「領土とルルの奪い合い」でもあった。この大戦争は二ビル星による大災害の7000年後に勃発した。そして戦いが不利と見るやマルドゥクはピラミッドの中に隠れたがそこからマルドゥクが救出されたのは約3000年後である。その結果マルドゥクはさらに不毛の地に追放された。マルドゥクが追放された後はピラミッドのキャップストーンはイナンナによって破壊されたために現在ギザのピラミッドの頂上付近が欠落しているのである。これ等の戦争によって地球は基本周波数を低下させ五次元的性質からより三次元的性質を帯びていった。

 

この大戦争の後も純粋なルルは裸であった。その現状を見たエンキはルルに自ら文明を開化させ自らの力で生きていくよう願った。そうすれば安心してアヌンナキは二ビルに帰還することが出来る。そう考えてギザのピラミッドを中心に古代シュメール文明、古代バビロニア文明と呼ばれる古代文明を創設し、衣服を着ること覚えさせ、職業の選択や天文学、建築学、都市計画など多くを教え、大学まで設立した。そして自ら文明を創設して生き抜くことを教えていった。最後に秩序を保つため二ビル星と同じような王権制度を教えて統治させていったのである。

しかし追放されたマルドゥクはイギギを従えて地球支配の野望を着々と進めていった。そのころは再度二ビル星が接近により以前のノアの大災害の様な災害が予想されていた時期であった。

その混乱に乗じたマルドゥクの反乱によりアヌンナキの地球活動が完全に崩壊してしまうことが予想されたために、アヌンナキは会議において、ここに至つては波動兵器ガンディバを使用してマルドゥクをはじめマルドゥク軍を消滅させることを決定したのだった。ガンディバは非常に強力な波動兵器であり一瞬にして山を消滅させたり、全てを溶解させたり等様々で7機種全てがそれぞれの特徴を持っていた。それは二ビル星が再び大接近する28年前のことであった。

 

火星に保管していたガンディバを取りに向かったのはニヌルタ(エンリル総司令官の第一子)とネルガル(マルドゥクの弟)であったが、帰路、宇宙船が地球に接近した際にネルガルは兄マルドゥクへの怒りがこみ上げ、全てのガンディバを地上めがけて次々と発射し、せっかく発展させて来たシュメールの都など手あたり次第に攻撃してしまったのである。現在多くの古代遺跡でテクタイトとが発見されるのはこの波動兵器により一瞬で消滅した痕跡である。

この状況を少し話しておこう。一つのガンディバが宇宙空港のギザのピラミッドに向けて発射され、一筋の赤い光線がピラミッドの頂上を射抜いた。ピラミッドの内部は一瞬で数千度の温度に包まれ、一部は溶解し、一部は崩れ落ちたがそれ以上の変化はなかった。如何にピラミッドが頑丈に作られていたか想像がつくと思う。もう一つのガンディバから発射された光線は大気圏に突入すると大気と反物質による対消滅反応を起こしながら巨大な炎の矢となって都市を直撃した。その瞬間、ルルの都市は戦術核兵器が直撃したように爆発し、全てが蒸発もしくは溶解し、テクタイトで覆われていった。マルドゥクとその僕たちは地球上のどこかに姿を消してしまった。

 

戦いが概ね終息してきたころ、ガンディバを使用して地球を破壊した責任からマルドゥクを除くアヌ、ニンマー、エンキ,ニヌルタ、ネルガル、ウツ、イナンナら8名が瞬時に西の星(ウエスト・スター)に召喚させられ、それぞれ罪の軽重に従って教育を受けることとなった。

 

8 地球に残ったマルドゥク達は闇の国家として君臨する一方、地球人を守るため地球外知的生命体の侵略とも戦ってきた(ディープステートという言葉を一つの勢力に限定することは非常に難しく複雑に絡み合っている)

私たちの三次元の物質世界は本当の世界なのでしょうか。私たちの実体は全て五次元以上の世界に存在するものです。それは映画館の中で平らなスクリーンに映った立体映画を見ているようなものです。闇の国家・勢力は地球人類が映画館の外に出て真実の景色を見ないよう、映画館の中に閉じ込めておく巧妙な手法を使います。そして支配するのです。それに気づかなければ敗北です。映画館の映像は全て作られた景色であり幻想であることは皆さんご存じのはずです。まもなく多くの地球人類は映画館の外に出て自分たちの本当の姿と実際に起こっていることを知ることになるでしょう、とても長い間地球の表面世界を自由に無制限に支配してきた闇の国家・勢力とそれを排除しようとする光の勢力が今戦かっています。五次元非物質世界ではすでに戦闘が終了しましたが三次元物質世界では最後の戦いが行われています。

 

闇の国家・勢力はいままで地球人類を無知にして支配下に置こうと、軍事、政府、宗教、教育、金融、メディア、医療、科学、公的生活など等をコントロールして彼らを支える柱のように組み立てました。彼等は銀河連邦の制度をうまく利用して反対勢力を抑え地球人類を永続的に支配しようとしたのです。その根源の一つがアヌンナキの政治の失敗にありましたが邪悪な地球外生命体を安易に地球に侵入させてしまった宇宙連合(この宇宙には銀河連合など多くの大小の連合組織が存在するがそれを一つの言葉として言い表したものと理解してください)の複雑な絡み合いも無視できません。しかし今、地球上の闇の国家の指導体制は宇宙連合の努力によりほぼ崩壊しており、最後の仕上げに近づいている。これを理解するために闇の国家・勢力が育っていった背景を少しお話しておきましょう。

少し時間を遡りますが、ノアの大災害の前イギギの一部が「愛の気付きのウエーブ」と言われる立ち入り禁止区域に侵入してその波に打たれた結果、無性に妻をめとりたくなりました。そこで彼らは計画を立てたのです。地球上で行われたマルドゥクの結婚式に参列するという名目で宇宙船で火星から地球に飛来して、隙を見て「ルル」を娶とってしまったのでした。その結果は惨憺たるもので、遺伝子異常から荒廃した醜悪極まりない巨人族を誕生させてしまったのでした。そして巨人族は多くの地域に広がって行ったのです。ここに係わったイギギはシリウス王朝の下層労働者といっても、今の地球人の誰もが及ばないような遺伝子についての知識と様々な能力を備えていた者達でした。地球人は生きてもせいぜい100年です。いかに学んでもそれだけの知識しか頭に詰め込めませんが彼らイギギは数十万年も生きて知識を習得して来た者達なのです。現代人としての知識と彼らの知識は比べることが出来ないほどの差があったということです

 

やがて金の採掘はアメリカ大陸において大量に埋蔵されている金鉱脈が発見され、アヌンナキは人間とそのハイブリッド血統の王を残して地球を去りました。その際、巨人族を生ませてしまい低い地球の波動領域に封じ込めていたイギギ200名(彼らは地下に落とされた者という意味を込めて堕天使とも当時言われていた)に対して条件を承諾させたのち罪を赦しました。その条件は新地球人類を援助していくことでした。そして彼らが逃げ出さないよう地球周辺に逃走防止用セキュリティの網をかぶせて二ビル星に帰っていきました。

 

残された彼等はその後どのような行動を取ったのでしょうか。はっきりしていることは「どうせ地球から逃げ出せないのだから地球を乗っ取ってやろう」という反逆の意識が持ち上がり、地球に残されたマルドゥクを指揮官にして地球完全支配を進めていったのです。そして世界の王族を支配することによって人民をコントロールしていったのでした。完全支配のためには過去に素晴らしい世界があったことを人類に忘れてもらわなければなりません。そのためアトランティス文明(光の時代)などを起源とする人類の歴史の痕跡を抹消するためにスカラー兵器を導入して地球にその波動を巡回させました。これは人類の集合意識に作用し、アトランティス文明を起源とする記憶をすべて取り除き人類を無知にしようとするものであった(スカラー兵器を設置した場所は、地球上のストーンヘッジを結ぶレイライン上のポータルである。スカラー兵器とは光の振動を音波のように圧力波動に変えて照射すると聞いているが私にはわからない)。

 

さらに少しでも文明の兆しが芽生えると地球上の王を支配下に置いて戦争(※)を起こさせたり、病気を蔓延させたり、更には堕落したイデオロギーを作り出していきました。そして自分たちをわからないようにするため、あらゆる策略を施して人間を盲目状態にしていったのです。その後、ギゼー知生態やアシュランとその一味が地球に飛来し、さらに混乱した世界が作り出されてきたのである。その中には「ニセキリストをつくり出して惑わしの教えを広めたり、魔女裁判により女性の目覚めを排除したり」と、生命の尊厳を全く無視した行動も惹起していったのでした。更に地球人の無知に乗じて地球侵入を図った人食い人種や地球人類の遺伝子欲しさに1900年代から毎年数百万人もの誘拐を繰り返した数種族の地球外生命体なども現れてきたのでした。

 

(※人間は今まで戦争をたびたび経験している。これは仕組まれた戦争であることを肝に銘じておいてほしい。本来の人間の闘争心はこれとは全く別であると認識してほしい。人間という生物体としての遺伝子の中にはある適度の好戦性と攻撃性は自分や家族、愛する人を守るために使われるのみである。戦う理由が希薄な原因により相手種族を全滅させようとする行動は起こさない。今までの戦争は何だったのか考えてほしい。しかしこれ等の戦闘能力言い換えれば自己防衛の力がなくても人間は生存し、平和に暮らせることが出来るという考え方を創造主は考えていない。自分を守ることが出来ない生命体はこの宇宙に不要と考えて遺伝子上肉体的精神的敗退を起こさせて消滅させるように働くが、これも「創造と自然の法則と掟」によるものである。

 

現代人は紀元前の時代がどうだったのかほとんどの資料が消滅してしまってわからない状態にいる。しかし紀元前5世紀ころまでは世界各地にこれらの記録を治めていた偉大な図書館は多数存在していた。闇の勢力側はこれらの図書館を地球人に真実をわからないようにするために火災などで次ぐ次と破壊していった。特にアトランティス文明の詳細な記録が保管されていたアレクサンドリア図書館が2300年前に破壊されたのを最後に地球上から過去の貴重な記録がほとんど消滅してしまった。

 

話を1800年代に移しましょう。このころになると地球に飛来して来た邪悪な知的生命体は日本人がとても古い遺伝子を有し、そのほとんどの魂がセントラルサンからの直接派遣であることに気付くと日本占領計画を露骨に立てていきました。それは歴史の裏を読みほどけばわかることですが日本国天皇の開戦の勅書は彼らと戦う意志を強く表した宣戦布告(これは簡単に「そうなんですね」と受け取らないでください。この意味はとても深いのです。常に歴史は相反が付きまといます。いずれこの意味は明らかにされるでしょう)と言ってもいいでしょう。彼等はこうして暗黒の国家・社会・政治の一翼を担ってきたのでした。

なお、暗黒の国家・社会・政治と勢力はアヌンナキが地球を去ったのちに生まれたのではない。その種は遠い昔から存在し、銀河連邦の戦略的同盟国家の中で育まれてきたのである。その根拠は「ルシファリアン協定」と呼ばれる負の宇宙協定の中に発見される。

 

先ほどお話した「ギゼー知生態」はすでにプレアデス・プレアール人によって逮捕されておりと「アシュランとその一味」は天の川とは別な銀河においてアルクトゥルス艦隊と交戦になり壊滅されている。今や地球上に支配者として君臨出来るものは誰もいないのです。ただ支配者がいないのに気付かないまま過去の命令とシステムに忠実に従っている地球人類がいることは否めない。それを排除するのは皆さんが歴史の真実と現在の置かれている状況に早く気付いて反旗を翻すことが必要なのです。

 

アヌンナキが地球から立ち去った後、やがて地球人類は闇の中に放り込まれて行ったのは今お話した通りです。その闇を光に変えようと多くのスターシードがこの世界に舞い降りて来たのですがその中にイエス(イエシェア)とマグダラのマリア(マリー)もいた。このことについて少しお話しますのでこの戦いがどんなものであるか理解する一つとなれば幸いです。

 

この計画はいまから2000年より少し前になってアルクトゥルスとプレアデスにおいて計画が決定した。しかし計画はとても長い期間進められています。その計画で地球に使命としていくことになったのはプレアデス・プレアール人の中の地球名イエスである。もともとこの計画に彼はいなかったが、突如アルクトゥルスの評議会に彼は「私はアルクトゥルス人としてこれから仕事をしたいので、アルクトゥルス人にしてほしい(国籍を変えるようなもの)」と訴え出た。彼は「愛」の波動がとても強かったことから、評議会はこの計画を伝え「もし地球での活動を目的通り達成することが出来たならアルクトゥルス人として受け入れよう」と約束した。しかし彼の波動が高く、母体が誰でもよいわけにはいかなかった。そこで選ばれたのが聖母「マリア」であった。「マリア」は遠い昔プレアデスから来たスターシードであり少女時代「宇宙の根源を秘めた娘」と呼ばれていたのです。

イエスの地球上での活動は目的以上の驚くべき成果を上げていきました。その成果によりアルクトゥルス人として受け入れられたのでした。

「マグダラのマリア」はアルクトゥルス人であり「気」の教師でもあった。彼女は地球で生まれた「イエス」の能力を高めるために遣わされたのでした。そのため「イエス」は皆が驚くほどの超能力を発揮できたのでした。

「イエス」には二人の男の子と一人の女の子がいたと歴史は伝えているが私はその方々につけられた名前は知らない。「イエスもマグダラのマリアも唯一言っていたのはサラという娘のことだけであった」。「イエス」はアルクトゥルスに迎え入れられた時、長老に訴え出ている。「妻と娘を地球に残して召喚されるのはとてもつらい。使命と心が求める感情のバランスを考慮してほしい」と。当時アルクトゥルスの考え方は「使命重視」であったが彼の訴えに「サナート・クラマ」が同調したことから、現在でもこの「使命と心の希求のバランス」という問題を抱えている。このバランス問題が達成されるならアルクトゥルス人はさらなる高みに進化することでしょう。

なお、イエスは「私は地球上で宗教を作ったことはなかった。教会を隠れ蓑にした者たちが宗教を人心支配のために利用した。ギゼー知生体は十字架やいばらの冠まで偽造した」と語っている。

「マグダラのマリア」はこのようにも語っている。「最後の地はイギリスです。当時夫は十字架にかかって地球を去ったのちも何度も会いに来てくれました。娘サラとも会いました。今私はアルクトゥルスにおいて夫と一緒にいます」と。

 ここで誤解のないように追記しておきます。多くの歴史上の事件の絡み合いを全て書き記すことは不可能に近いですので「
マルドゥク達」という言葉で説明しました。しかし彼らの上にさらに主犯者というべきものが存在していたのです。それは「地球総司令官エンリル
私は彼にこう言いたい。それで皆さんは地球人類を闇の中に放り込み、支配しようとしたのは
マルドゥク達だけではなかったことがわかると思います。


「エンリルあなたはルルの存在自体を消そうとしたがエンキの抵抗でそれがかなわず、金の採掘も終了して地球を去る日が来た。二ビル星に戻ればあなたは父アヌに代わって将来王座に就くはずの王位第一継承者。それなのに地球の魅力に囚われすぎて地球をわがものにしようとして、アヌンナキが地球を去った後も自分の都合の良いように地球を支配するために様々な策略で戦争、生贄、恐怖を地球上に蔓延させてしまった。あなたのその能力からすれば短い期間で地球を素晴らしい世界に導くことも出来たはずなのに。地球外の邪悪な知的生命体の地球侵入を阻止して光の世界にまとめ上げることも出来たはずなのに逆に悪質な地球外知的生命体を地球に誘導してさらなる混乱を地球上に蔓延させてしまった。あなたはこれから先とても長い時間の中で罪を償っていくことになるが罪を償うことすら納得できないでいるその心をエンキはどう見ているだろう。エンキは地球人類に対して恥じ入ることは何もしていない。とても地球人類を愛していた。今も愛している故に地球人類に対する謝罪の気持ちが強く、そのため地球に近づこうとすればするほど心を痛め、その悲しみは察するに余りある。エンリルよ、罪を償ってこの世界に戻って来たときにはエンキと力を合わせて、そんな遠くない未来に鏡の向こう側のシリウスの世界に旅立つ地球人類をエスコートしてほしいと私は願っている。そのチャンスを私は捨てていないがかなり困難とは思っている。しかしいつの日かエンキと手を取り合って争いのない世界を創っていってくれるように願っている。なぜならエンリルあなたの魂の奥底には大天使ルシファーが創造した暗黒のスパークではなく神のスパークが宿っているから。」

(突然このように書いてしまったが、これは私の言葉なのだろうか。それとも誰かが私を通じて語りかけたのだろうか)

9 現在の月は地球人類昇天サイクルの調整役


それでは現在、太陽と月と地球の関係で飛躍的な何かが起こっているのでしょうか。

簡単に言えば地球人類のDNAの2重螺旋構造が飛躍的に変化、加速し、第四密度、五次元ライトボディ(非物質)生命体としての資質を備えるために月が調整役を買いながら周波数密度を上げていることです。

 

太陽は現在、プレアデス星系からのプラズマ流を受けて非常に洗練された電磁周波数の形で情報を受信しています。 その情報は太陽風の形で地球電離層の紫外線層に位置する磁気圏に入り、更に地球内部磁場を刺激しています。その結果新しい磁気波共鳴パターン(医療器械MRは磁気共鳴により作動しています。簡単に言えばそれと似たようなものと捉えてください)が地球全体に生成されています。これにより地球と太陽の基底磁力が根本的に変化しています。その結果、太陽と地球との直接的なチャンネルが形成され地上に生きる人間のクリスタルボディとDNAに活性化を伝える太陽光コードで満たされます。

 

磁気圏に入る膨大な量の太陽プラズマの嵐は宇宙的なDNAの開花を増幅し、クリスタルボディを活性化していきます。いまや集団的な人種意識の中でクリスタルボディ活性化の加速波が起きており、これは松果体などケイ酸塩マトリックス中の結晶遺伝子をさらに活性化し、これまでは夢物語のようであった精神感応能力(テレパシー通信や透視能力などの能力)を強力に芽生えさせていきます。もう少し具体的に話せば、物質((個体、液体、気体を物質の三容態という)の第四番目の容態であるプラズマ状態を超えた第五番目の容態である並行多重層を理解し、扱う能力が芽生えてくるからです。

 
(地球は西の星(ウエストスター)ソ・ラーラの管理下にあります。このメッセージの内容については、私に所有権は一切ない。それは「私は今、皆さんと一緒です。私のメッセージは受けた方々の知性と自由意思に委ねなさい」と最後に伝えられたからです。


※一つ付け加えておきます。月は確かに人類進化のプログラムが設置されていますが、逆に人類を地球に閉じ込めて恐怖のサイクルを繰り返させているプログラムもあるのです。どちらを選ぶにしても人間は自由意思を行使できることです。また、恐怖に閉じ込めるトラップにかかってしまった魂を解放する医療チームも宇宙連合には存在しており、今とても忙しい活動を行っています。

※追記部分がありますが、字数の関係でここには表示できません。「月の真実、地球人類の歴史パート6末尾に追記として掲載しています。note(https://note.com/)検索し、noteの検索画面に「まちいひさお」と入力すると掲載内容一覧が出てきます。或いは次のURLからお入りください。
https://note.com/lucky_noto321/n/nec9ed572663d