第4章 カー・ボデイ

 

目次 
その1

 はじめに

1 最初に理解しなければならない基礎的なこと

2 新たな視点に立っての意識改革

3 膨大な生命磁気エネルギーの発生をつかさどるのは女性であること

4 七つのチャクラの機能と臓器との関係

5 チャクラとカー・ボデイとの関係

6 生命磁気エネルギー発生の条件


その2

 7 性と霊的覚醒の基礎的なこと

~それは女性が愛され安全であることが必要なのです~

8 姿勢と呼吸法

9 蛇のコントロール

10 カー・ボデイを利用するにあたって知っておかなければならないこと

11 カーと感情

 

 

はじめに

 

私は知性でありスピリット

ここからのお話は私が水先案内人となりましょう。カー・ボデイを理解するうえでの一つ重要なことは、女性の体と男性の体には基本的な相違があることです。創造主が興味本位で男性と女性を創造したとお思いですか。創造主が精神世界(あの世)を進化させるために物質世界(この世)を作ったのなら、物質世界は精神世界の投影ですが何らかのチャンネル(双方向の情報伝達回路)が必要でしょう。カー・ボデイはその伝達者とでも言っておきましょう。そして女性の体と男性の体は今、相違があると言いましたが、本当は一つなのです。そこには「一なるものの法則」があるのです。2人であるが1人でもあるのです。

 

女性の体には莫大なカー(宇宙の根源)エネルギーを発生させる発電所があります。それは原子力発電所ともいえるでしょう。しかし発電所もそこにいろいろな電気を利用する機器が接続されていなければ発電された電気は霧のように消えてしまいます。男性の体にも発電機はあります。しかしそれは小さな水力発電所です。大電力を必要とする機器は接続できませんが、しかし送電設備とバッテリーを持っています。男性は女性の大電力発電機に送電設備やバッテリーを接続することによってその莫大なエネルギーを利用することが出来るのです。また、女性は送電設備によって接続された調理機器を使って料理し、その料理をさらに男性に差し上げることが出来るのです。

 

この宇宙のとても大切な原理が「一なるものの法則」であり、それは宇宙の秩序をつかさどる基本法則であり、「単数であるが複数であり。複数であるがゆえに単数」でもあるのです。そして宇宙を進化させるためには「男性原理」と「女性原理」は共働することが必要なのです。そして男性も女性もその底には「純粋意識」を秘めています。もっと詳しく言えば人間を形作っているDNAは人間としての意識の奥深くに存在する「純粋意識」と共働することでその機能をさらに高く発揮できるようにセットされているのです。人間の肉体を構成する物質とこの純粋意識の領域は振動数が異なるだけで同じものなのです。これ等の宇宙意識をつかさどるDNAのどこに組み込まれているのでしょうか。「80%以上のDNAに存在しているです」特にあなた方が無用の長物としてかたずけているジャンク遺伝子の中に多く存在しています。

今あなた方の世界はこれまで天の川銀河系が経験もしなかったような高振動の精妙な世界(アセッション後の世界)に急速に向かっています。消滅でなくもし生存の道を歩むことが出来ればその遠い先は純粋意識と一体になった世界が広がり、そこは愛と平和と奉仕の世界です。しかしその前に個人として、地球人として、DNAに刻まれた銀河民族として今まで背負ってきたカルマ(業)を清算しなければならないのです。これは個人個人の意識と行動にもかかっていますが、見えない世界からの働き掛けもあるのです。今、銀河の中で地球はカルマの清算の中心地です。そのため多くの存在達もここに集まり様々な活動を展開しています。

 

今あなた方が体験している出来事は3次元という現実的な世界においてです。今進行中のアセッションによって素晴らしい世界が楽に展開すると思っている方も多くいます。ですから本当のことを言いましょう。アセッションを完成させるためには今の現実から新しい現実に飛び乗らなければならないのです。そのためこれからとても大変な時代を経験しなければなりません。あなた方は力の弱い動植物も地球も全て連れてアセッションしなければならないのです。人間として生まれたからにはこれらにも責任を持たなければならないのです。もっと弱い生命体もいます。具体的に言いましょう。霧は水分の粒の集まりです。小川のせせらぎは水の流れから出来ています。しかしそこにも希薄な元素で出来た妖精ともいうべき生命体が息づいているのです。あなたが見えないだけなのですがこれ等についても責任を持たなければならないのです。このことにも配慮しての「カー・ボデイの知識の伝達」だということを理解しておいてください。

 

先にアボリジニの祖先がこう言いました。「私たちの生物・物理科学はある時、人体は二つの容器が重なり合っていることに気付いたのです。一つの容器は物質によって構成され、重力の影響を受ける肉体として存在し、もう一つの容器は量子の物理法則に従うカー・ボデイとして存在していました。そしてカー・ボデイを強化する生命磁気エネルギー(カー・エネルギー)の発生装置は男女の骨盤、性腺領域に存在することが発見されたのでした。特に、爆発的生命磁気エネルギーの発生源は女性が受け持っていることがわかったのです。この二つの容器は人体の7つのチャクラによって連結されていたのです。」そう語りました。これからお話することは、そのことについての具体的な説明です。

 

肉体とカー・ボデイは共に経絡を持っています。そしてお互いを接続している情報センターがチャクラであると理解してください。エジプトやインドや中国などに伝わるヨガや錬金術の知識が、場所が異なってもほぼ同じなのはなぜか考えてください。

 

 

1 最初に理解しなければならない基礎的なこと

はるか遠い時代、生きるために多くの星々から多くの種族が地球にやってきました。彼らをこの地球に導いたとても高い知的生命体はやがて二つに分かれていきました。地球人類を自分たちの管理下に置こうとする勢力と宇宙の摂理に基づいて自由に進化発展をしてほしいと願う勢力に。管理下に置こうとする勢力は進化発展を願う勢力に有無を言わせぬほど強大でした。そのため、誤った考えの植え付けや戦争等を通して地球にやってきたこれらの種族の素晴らしい文化や科学を破壊していきました。特に徹底的に忘れさせたのが超光速宇宙船の製造技術です。地球外に出てほしくなかったのです。そして女性の持つ膨大な生命磁気エネルギーが彼らの計画を全て台無しにさせてしまうことを恐れ、女性の権利も奪っていきました。

 

進化発展を願う勢力はそれに対抗するため、「教え」という手段を取っていきました。その教えの中に性魔術があり錬金術がありヨガなどがありました。これらの教えの中で共通する最重要なことは量子の世界を操作する技術なのです。不純な考えや制度、悪意によって構成された物質やエネルギーを焼き払い、創造主が求めている純粋な道を生み出させることが出来るのです。混在していた純粋物と不純物を心の表面にはっきりと浮き出させ、必要な部分を浄化させることが出来るのです。

 

量子の世界を操作する技術の中の一つにイシスの性魔術とホルスの錬金術があります。イシスの性魔術とホルスの錬金術の決定的な違いは、イシスの性魔術は男女の性的結合から膨大な生命磁気複合体を生み出して男女のカー・ボデイに同時に供給する錬金術の技術です。ホルスの錬金術はパートナーが得られない場合に瞑想などを通じて単独で生命磁気複合体を生み出して自分のカー・ボデイに供給する技術です。そのため必然的に体内で変化させる物質も異なってきます。それは性分泌物であり、ホルモンであり、神経伝達物質であり、あなた方の世界では発見されていない体内物質やエネルギーそして心理状態なども含まれます。この教えのねらいの一つは、カー・ボデイを活用することによって「神聖な魂」とのコンタクトを容易にし、真実の世界を知らしめるためでした。

 

特に男性の訓練者は一つ理解しておかなければ訓練に大きなブレーキをかけてしまう要因があります。男性は母親からの独立をその心の内に秘めているため、いつまでも母親に縛られていると「精神的な問題」が生じる場合があります。この影響はカー・ボデイを束縛している鎖をいつまでも断ち切れないことにより、自由な飛翔を困難にしてしまいます。

 

訓練者がカー・ボデイを強化して、真実の扉の鍵を開けようとするとき、逆に知らず知らずにいくつもの鍵を扉にかけさせてカー・ボデイを盲目状態させようとして悪意のある知的生命体は「恥」という鍵をいくつも用意し、素晴らしい鍵だといって配って歩きました。その鍵の一つが「男性と女性の性的な本質を正しく語ることをタブーとした」ことなのです。人体について正しい知識があってこそ人類の発展があるのです。私はあなたがハートとマインドに潜む闇を取り除いて素晴らしい生き方をしてほしいと願っています。

 

性的エネルギーを正しく用いて、アドヴァイタ(不二一元)に入っていく方法もありますが、性的エネルギーを用いすぎると、どうしても水晶意識から遠ざかりやすかったりします。性魔術には男女の性的結合の段階の次の深化段階があるのです。ここではお話しできませんが、必要な方は自然に気付きますのであまり深く考えないほうがいいでしょう。
 男女の性的結合は、よほど自己意識を目的に一致させておかないと、人間は肉体感覚に意識を集中し、快楽を求めすぎてしまう欠点を持っており、肉体細胞の直の感覚に意識が巻き込まれ、それ以上進めなくなります。

アルクトゥルスの女性であるマグダラのマリアは約20年前に地球のひとりの男性に、彼女が2000年前の愛について詳しく語りました。そのことについては「マグダラの書」として出版されています。彼女は、話した言葉言葉の間の空白の部分を読み取ってほしいと言い残しています。その願いにより空白の部分を少し加えましょう。

 

アルクトゥルス人が素晴らしい文化と科学技術を持っているなら宇宙船(UFO)で地球に飛来しているはずなのにいつもぼんやりとした形でしか姿を現さないのはなぜか。と疑問を持っている方もあるかと思います。そこで始めにこのことについてお答えしたいと思っています。彼らはあなたに寄り添っています。そしてアルクトゥルス回廊(このことについては宇宙のお話スピリチュアルな世界に書いておきました)を通じて支援を行っています。アルクトゥルス回廊を利用する権利は全ての人に与えられています。ただ彼らの多くは5次元から9次元に存在しています。そのため3次元で生きているあなたの世界とは少し振動構造ともいえるものが異なっています。彼らの5次元の世界に限定してお話すれば、彼らの世界に行くのには体の波動が高い人なら、彼らの技術を用いれば短時間ならあまり難しくないのですが、彼らの宇宙船と乗員をあなたの世界の波動に合わせるには膨大なエネルギーが必要となるのです。彼らが必要とすれば別ですが、彼らは宇宙船を見せるだけのために膨大なエネルギーを使い波動を落とすことは望んでいません。許される限りのエネルギーを使い、あなたの世界と彼らの世界の「はざま」まで来てくれることだけでも感謝しなさい。そのため形のない様な形となって見えるのです。もしあなたがカー・ボデイをうまく利用できればいつでも彼らとコンタクトすることが出来るでしょう。彼らと通信回路を開く方法についてもこの章で教えましょう。ぜひコンタクトを試みてください。

 

カー・ボデイを理解する基本の一つは、男女の性と性行為によって発生する生命磁場について理解する必要があります。男女の触れ合いによって作られる肉体の感覚的な刺激は生命磁場を築いていくプロセスの入口なのです。

男性の精子は子供に受け継がれる遺伝情報を運んでいきます。女性の卵子と結びつくと生命が創造されます。子宮の中で成長する子供には人間として生まれるのに必要な血や臓器や様々な組織が提供され、発達していきます。生命とは磁場と複雑な振動の相互連結の複合体として成り立っているのです。

 

肉体を持たないエネルギー体のカー・ボデイもやはり磁場と複雑な振動の相互連結の複合体として成り立っています。しかし肉体的な子宮は持っていませんので子供を産むことはできません。子供と言える部分はカー・ボデイに取り込まれてカー・ボデイを強化・成長させていきます。肉体の子供が子宮で成長するのと同じようにカー・ボデイを成長させます。

 

別項の「人魚からの招待状」で彼女たちは「私たちは試験管の中で生まれたのではない、人間の子宮で育ち、生まれた」と言っていたことを思い出してください。アヌンナキ(二ビル人=プレアデス人)がアダムとイブを彼らの遺伝子を改変・混合して創造したとき、「私たちの女性の子宮の中で育てた、創造に数十万年かかった」と言っていたことを思い出してください。人魚やアダムとイブ創造者はカー・ボデイとつながった遺伝子操作なくては人間の創造は不可能であることがわかっていたからなのです。そして、試験管の中では人間は創造できないことがわかっていたので自分たちの女性の子宮で育てたのです。そのため創造にとても長い時間がかかったのです。このことから肉体とカー・ボデイは一体であり、その複合体こそが人間であることがわかると思います。

 

 

2 新たな視点に立っての意識改革

女性の性質は、男性を貴重なものと見出した時にはとても強い守護者となります。そして何があっても男性を守ろうとします。しかしそこに別な女性が立ち入ると疑心暗鬼が生まれ、嫉妬の芽が伸び始めます。嫉妬は邪悪な感情ではありません。人生経験の中で自然に表れる感情の側面なのです。嫉妬自体が問題ではなくその感情をパートナーに素直に話し、正しく向き合うことを避けていることが問題なのです。

あなたがパートナーと聖なる関係に取り組むときに大切なことはあなたの心の内を見せ合うことなのです。それがパートナー同士の信頼につながり、その明晰さがお互いを高い意識に変えていくのです。

 

これまで、ほんの小さな幸せを願っても、人々を支配下に置こうとする勢力はあの手この手を使って教会や指導者、権力者などをコントロールしてきました。そのため時には宗教の教えという形を取り、時には性の問題を取り上げて女性を汚れた存在として扱い、男女間の性的情熱を邪悪として、お互いが光の注ぐ中で愛し合い、お互いのスピリット体が触れあい、交じり合うことを妨害してきました。

 

男女の引きつけ合う情熱の内にこそアセッションの一つの条件があるのです。女性が妊娠したとき、愛の中で育まれた素晴らしい波動は精神世界に手を伸ばし、精神世界の素晴らしい魂はその手を握りしめ、少し時間をおいて母親の子宮の中の子供に宿ってきます(この意味は重要です。受精した瞬間に卵子に魂が入ってくるのではないことを説明しています。地球上では多くは2週間以内に魂が入って来ることを言っています。その間の両親の生まれてくる子供に対する願い、愛情と両親の精神状態が宿る魂とのきずなを強めていくのです)。

ハートとマインドの肉体の中には女性性の大いなる力と知恵が眠っており、それらすべては愛する人に触れられることで目覚めるのです。

 

男性が女性を必要とする理由は精神世界の男性スピリット(男性原理)が物質世界(現世)に旅に出て(生まれて)元の世界に戻るためには物質そのものの知性を宿す女性(女性原理)の助けが必要だということです

太陽と月を例にとれば、太陽の光に満たされた男性原理から見ると、月の光は湿って暗く、遠い先まで見通せないために夜道を歩いていくときどこかに危険が潜んでいるように感じ、不安で立ち止まろうとする心理が働きます。大地の万物を例にとれば、太陽の光を受けた花や岩の表面はキラキラと輝きとても生き生きとしていますが、それらは影も作り出しています。しかし、そのどちらが欠けてもこの世界はうまく成り立っていかないのです。男性性と女性性のバランスの取れた結合があってこそ、真の悟りが作り出され、未来永劫、生命の発展が可能となるのです。

 

宇宙の秘密を解き明かすのには心から愛し合う男女が肉体関係を通じ体験した中を見つめることはとても大切なことなのです。この愛こそが創造主が生きとし生けるもの全てのものに贈った最大のプレゼントなのです。愛し合う男女の肉体を通じた関係は宇宙の秘密を解き明かす道の入口の「門」なのです。その門をくぐり抜けたとき現れる道はあなたを何処にたどり着かせるのでしょうか。

歩んでいく道の隣に「無条件の愛」の「門」が並んでいることに気付いたあなたは、歩んでいる道とその「門」の道が交わる先のところの新しい「門」を潜り抜けたとき創造主が願う道を歩んでいるもう一人の自分(潜在している自分であるカー・ボデイ)に気付くはずです。この場所は創造主が用意した特別な部屋へと続いているのです

 

この部屋を知られたくなくて、邪悪な生命体は、教会や政府の中に隠れ家を見出して、心の弱い司教や指導者を操り、婚姻を規制し、これらの問題から人の心を遠のかせようとして「タブー」の意識を植えこんでいきました。実際、結婚に他人の承認が条件であることなど創造主の法令集のどこにも書いてありません。書いてないこと、それは創造主の定めた掟だからです。

 

 

3 膨大な生命磁気エネルギーの発生をつかさどるのは女性であること

これからのお話はイシスの性魔術を中心に説明します。しかしわかりやすくするためにホルスの錬金術やヨガについても挿入しなければなりません。

 

カー・ボデイの強化で回避できない条件の一つは、磁場の発生を調整する機能は女性の感情に左右され、ゆだねられているということです。これは女性を女性としている性質の一部であり、決して取り除くことが出来ないものと考えてください。

 

この調整は女性が男性から愛され、信頼され感謝されているという感情と、この場所なら安心していられるという感情が湧き起るほどうまくいくのですそれによって性交中に男女のカー・ボデイが連結し相互作用を起こすと、膨大な生命磁気エネルギーの発生と調整のための「女性の磁気の床(とこ)~磁場発生のためにはなくてはならないとても大切な基礎的な部分という意味です~この言葉はエジプト錬金術の中でも見出すことが出来る古い言葉です」が開かれていきます。

 

男女の結合の情熱が高まるにつれて、脳内とホルモン発生臓器や特別な細胞内でアドレナリン等の強い化学物質が分泌され、磁場が磁力を強化していきます。男性は女性を支援する一つとして、今あなた方がわからない現象、副腎振動を起こす場合があります。この振動は背骨の両側に配置されている副腎(第三のチャクラ)が背骨に接触するほどに震えてきますがその時よほど注意しないと感覚として感知出来ません。

 

オルガズムの瞬間に前の条件が満たされていれば、射精の瞬間に精液の中に含まれる特殊な分泌物により子宮内で瞬間的に反応が始まります。そして、今のあなた方には発見されていない物質が発生していきます。それが触媒的な反応を誘発し、女性の内なる世界の回転が発生して爆発的な回転磁場を生成させていきます。丁度、膨らんでいく風船が突然破裂するように。さらに男女が最高の状態に達したとき両者の性的分泌物は莫大な磁気の渦の発生をさらに誘発していきます。これが男性と女性がカー・ボデイに取り込むことが出来る磁気複合体を作り出していくのです。

 

この時、女性はコントロールできないほどの震えを実感していきます。カーのエネルギー振動と言ってもいいでしょう。震えは子宮を中心として起こり、それが骨盤に伝わり、骨盤が受け持つ素晴らしい効果を引き出していきます。この効果はあなた方の科学ではまだ知られていませんが、性魔術や錬金術の秘密の奥義の中には存在しています。これが男女双方の体の中で磁気複合体を作り出していきます。この磁気複合体は、もし女性が恥じらいの感情をもって震えを停止またはこれの利用を知らないために震えたままにしておくと体から瞬く間に拡散して消えてしまいます。どのようにしてカー・ボデイにこれを取り込むのでしょうか。

 

これからお話するのは性腺領域で発生した膨大な生命磁気エネルギー(カー・エネルギー)が背骨の経路を通ってチャクラを上昇する過程とそれをコントロールする意識とについてです。その前に「七つのチャクラの機能と臓器、カー・ボデイとの関係」についてお話ししておきましょう。

背骨の経路は2つあり共にチャクラと密接に関係しています。一つの経路は背骨の基底部から始まり、各チャクラを通ってクラウンチャクラに達する経路です。もうひとつの経路は会陰部から始まりプラーナ管(中心柱、中心支柱)を通ってクラウンチャクラに達する経路です。もちろんどちらも各チャクラとの情報交換を行います。

 

4 七つのチャクラの機能と臓器との関係

「黙示録」という予言書があります。人類の終末を予言しているものとあなた方は考え、恐れています。しかしこれは人間の終末を予言しているのではありません。七つのチャクラの機能を教えているのです。そのためまず、この七つのチャクラの機能と臓器の関係を簡単に少し説明しておきます。チャクラとはサンスクリット語で「車輪」を意味するものです。これは渦巻きを伴った生命磁気コンピューターのようなものです。それをつなぐ回線が磁気の通路として知られているプラーナ管であり経絡でもあるのです。チャクラは七つあると皆さんは学んでいるかもしれません。七つというのは肉体内に存在する代表的なものを言っています。チャクラの数は無数にあります。数えきれないほどです。掌にも指先にも各臓器にも細胞にだってあるのです。そしてチャクラの役割は肉体とカーボディをコントロールする大小の情報処理センターなのです。各々のチャクラは固有の色と音を有しています。これを意識或いは利用することでチャクラをたやすす開くことが可能になります。

 

ここで勘違いを避けるためにお断りしておくことがあります。皆さんはインターネットや本でチャクラについて学んでいることと思いますがその機能や位置がここでは少し異なる部分もあります。この世界にチャクラについてもたらした知的生命体はとても多いのですが、彼らの体やチャクラの位置、機能はすこしずつ異なっています。そのため混乱を避けるためにプレアデス系知的生命体とアルクトゥルスの人達、それを調整するうえで地球の集合意識が生を受けて人間として活動していた記憶を統合して書いています。その理由はここでの知識の大部分がアルクトゥルスの人達を介して伝えられました。彼らは「私たちと地球人のチャクラの位置と機能がよく似ているので教えやすい。」と話されました。プレアデス系知的生命体の発生起源を遡ると、日本人のはるか遠い祖先と同一種族になります。日本人は今からおよそ26000年前に約2000人がここ地球にある使命を担って到着したと伝えられています。そのため肉体構造が遺伝子的に非常に似通っています。あなたの前に彼らが混じって生活しても全く違和感がないことでしょう。

次の図はチャクラと臓器及び機能の簡単な説明です。チャクラは臓器の1点に集約されるものではありません。それがつかさどる領域と思って下さい。

 
 

チャクラの図

①地球の入口チャクラ

地球の鉱物界のエネルギーが人体のエネルギー場に流れてくる接続ポイント、入口です。

 

②地球波動変換器チャクラ  

人体に利用可能なように地球のエネルギー波動を変換或いは必要ない波動をろ過し、必要な波動のみを取り出す場所です。

 

③性腺(ルートチャクラ)

生命力の貯蔵庫、地球波動変換器チャクラからの大地のエネルギーを人体に取り入れる。光と闇に対応します。

生命磁気の発生装置、このエネルギーは背骨を上昇し、カー・ボデイを強化します。また、脳下垂体に作用することにより体の各腺から正しくホルモンが分泌されるように促し、体を健康に維持させます。妊娠時の両親の心が胎児の意識の側面を決定づけます。

 

ライデン腺・ライデイッヒ細胞群(子宮など性腺内部とその上部に位置する)

魂の活動の出発点、建設的な意識があると体の他のホルモン分泌腺に正しいホルモンの分泌を促し、健康な精神と体を生み出します。正しく機能すると男性は忍耐・愛・寛容が、女性は知的能力や応用性が向上し、正しい決断が素早くできるようになります。誤用は精神的な混乱を生み出します。

 

⑤副腎(肝臓先端部表面に位置する)

感情のコントロール、生命磁気エネルギーが副腎を通過すると心に粘りと勇気と忍耐をもたらします。憎悪や心配事が重なると機能不全に陥り、病気の治癒を遅らせるなどの悪影響を及ぼします。ここはパワーのチャクラであり太陽神経叢のチャクラとも呼ばれ、ここで生命力(セけム)が生み出されます。それは第1チャクラである性腺まで降下し、そこに蓄えられます。この生命力の上昇はチャクラの道(ジェッド)を通って上昇していきます。これはクンダリーニ・エネルギーに似ていますが別なものですので混同しないでください。クンダリーニ・エネルギーは意識から生じる電磁的エネルギー場なのです。
太陽神経叢のチャクラ(たいようしんけいそう)


⑥胸腺
ハートチャクラと言われています)

病気に対する強い抵抗・防護~心臓上部に心臓と一体になるように位置している

愛と理解の泉として機能しています。非利己主義、誠実と他人に対する配慮の心を促します。掌のチャクラと密接に関係しています。掌のチャクラを活用して体内の放射線の汚染を軽減し、或いは病気治癒の目的で多くの惑星の人々が行っています。

このチャクラの重要な点は、魂の居場所であり、チャクラ間の精妙なエネルギーの道の間に生じるどのようなエネルギー関係であっても意識をこのチャクラに集中すると愛を通してエネルギーが高められます。ハートチャクラは太陽神経叢のチャクラ  や第1、第2チャクラと密接に結びついており、体の生命力も意識の生命力もここを避けては通れないのです。これ等が一体となることであなたは力強い生命力と無条件の愛を貫けることとなるでしょう。ハートチャクラに意識を集中することにより病気を防ぐことも出来るのです。このことについては、「第5章 カー・エネルギーの活用の第2部 掌による病気治療方法、カー・エネルギーに満たされた万能薬の作り方」に書いておきました。

 

甲状腺

意志の力のコントロールと自己表現(あなたが発する言葉、音、創造性)の全てが内なる音声振動(音、声)チャンネルを通じて魂に発現されます。そこには色と光と意識が織りなす世界が展開します。そしてあなたの意志をしっかり固定します。外圧に柔軟に対応する機能も有します。誤用は甲状腺機能亢進症(月経不順や下痢、イライラなど多くの症状がある)を誘発することがあります。

 

⑧松果体(「キリストの心」とも言われている。9次元世界に対応している。)

この中枢が浄化されると波動(光)が脳下垂体に上昇して溢れ出し、心身と霊を洗い清めていくのです。松果体は目や耳と同じような知覚器官です。神秘的な器官ではありません。ただし、別な次元などからの情報を知覚するための機能を有しています。特に、ハートチャクラと結びついて無条件の愛を表現するとエーテル界などの精妙な情報に悪意の波動が入り込む隙が無くなります。本当の世界を見ることが出来るようになるのです。

 

⑨脳下垂体(クラウンチャクラ、脳髄の中央部に位置、頭頂部全体がその領域)

これが開くに従って脳に新たな神経回路が構築されていきます。時間や空間もを超越しています。理解と寛容の心が強くなります。また、カー・ボデイの情報を集約したり、ほかのチャクラと共同作業を行なうなどとても大切な機能を担うチャクラなのです。

 

⑩宇宙の変換器チャクラ(3重リングの中央がバーの位置

地球波動変換器チャクラとのバランスを維持、宇宙のエネルギーを受け取りろ過して人体にもたらします。ハイアーセルフとの通信・情報交換接続ポイント。特に、ハートチャクラと結びついて無条件の愛を表現すると掌のチャクラと共働して掌療法を可能にします。

 

⑪プラーナ管

体の磁場内の力の中心線、背骨の前に位置する。現在の科学では発見されていないがツボや経絡があることが経験的にわかっていることからその存在が東洋医学では認められている。その両端は人体の円環磁場のNとSに相当するが。その中心は下は大地に、上は宇宙に伸びている。ここは生命磁気の通り道でもある。カーの力はこの通路を通じて強化される。

 

その外にもあなた方が知らないチャクラがいくつかありますが、それを知って利用できる人はあなた方の世界では数えるほどでしかおりません。



5 チャクラとカー・ボデイとの関係

① チャクラは人間の二つの容器を連結する磁気の渦を伴った生命の情報処理センターなのです。一つのチャクラが他のチャクラに勝るでも劣るでもありません。チャクラはそれ自身が意志を持つかのように機能しています。時には連結し、時には反発します。連結も反発も経絡や中心柱(プラーナ管)、生命磁気エネルギー(カー・エネルギー)などによってなされます。そしてこれらは意識に従います。意識によってコントロールされるということです。

 

     カー・ボデイは時間と空間に縛られません。そのため透視したり、未来を予測したり、集合意識にコンタクトすることにも制約を受けません。アカシックレコード(アカシックレコードは書き換え可能と言っていたがこの意味は解らない。超光速の渦のようなものと教えられた)にも接続することも出来るのです。しかしこれには膨大な情報量を処理できるようになった脳中枢の回路と生命磁気複合体によって強化されたカー・ボデイでなくては不可能なのです。脳の中に回路を開く方法は、ヨガなど多くの古い教えの中に見出せます。生命磁気エネルギーをハイアーセルフとクリーンに同調させることによって自分自身の固有振動数を高め、知性や想像力などを大きく変化させ、利用することが出来るようになります。

 

③ カー・ボデイの強化は肉体の経路を上昇する生命磁気エネルギーだけではありません。カー・ボデイの中にも経路があり、肉体と意識の刺激を受けることで活性化します。この双方の経路を意識的に開く(コントロールする)ことが重要なのです

そして人体の経絡と同じようにカー・ボデイにも外的刺激を受けると開く経絡があって共にチャクラで情報交換をおこなっています。このカー・ボデイの経絡が活性化すると人体とカー・ボデイ相互に大きな力をもたらします。

 

     第七のチャクラであるクラウンチャクラは頂頭部付近に位置していますが、実際その上位にこの世ではない世界につながる領域があるのです。その場所は頂頭部から約20センチ位上、丁度、掌を合わせて頭の上に立てた先位の位置にあります。そこに意識を軽く乗せるのが大切なのです。この位置がハイアーセルフ「神聖な魂/バー」とコンタクトをするのに大切な場所なのです。この位置は宇宙(波動)変換器チャクラといわれ、クラウンチャクラと繋がっています。このチャクラの中心付近がバーといわれています。チャクラとは1点の場所に集約されません。領域なのです。この場所こそがあなたの実体とのコンタクト通路なのです。ハイアーセルフは、あなたの実体の側面です。現世に旅に出たあなたが道に迷わないように支援しているのです。丁度お母さんが旅行に出る子供の身支度をするように。ハイアーセルフを通してその人自身が、生まれた目的に気付き、より高次の可能性を追求出来るようになります。

かつてエジプトで医療技術を教えていたハトホルはこの位置をバーと称しています。ハトホルは私たちとは別な宇宙の人々で、200万年以上前から地球の調査などで訪れています。身長は4メートル位あります。彼らに地球を紹介したのはサナート・クラマであり、彼らは、地球はとても魅力あふれる星だと言って興味を示し、今でもとどまっています。

 

    チャクラはおのおのが個性を有するかのように固有の波動を持っています。その波動と同じ声を与えることにより共鳴を起こします。するとチャクラはその声に応えるがごとく意識に従います。それにより時にはコントロールできないほどの磁束を作り出します。それは肉体を破壊するほど強いものです。この使い方は奥義中の奥義の中に存在し、その使用はヨガや錬金術のイニシエートさえ躊躇していました。今のあなた方には必要ないでしょう。ただし、第3チャクラでのラーの音などは訓練を進める初心者にもとても大切ですので控えめに行うのが良いでしょう。

 

ラーの音とは何なのでしょうか。ラーの音はたくさんあります。その基本的ラーの音は「絶対和音のラー」を意味します。母親の体内で胎児が生まれる時まで胎児が聞き続ける母親の心音です。最近まで楽器の調律は全てラーの音を基準として行っていましたが現在これを聞き分けられる調律師が少なくなっているのも現実です。この振動音は私たちの遺伝子に組み込まれているのです。

 

     それではなぜこのような莫大なエネルギーと力が人体の存在するのでしょうか。あなた方は人類が猿から進化したのはおおよそ10万年位前であると勘違いしていませんか。これ等の能力を身に着けるのには少なくとも何千万年というDNAの進化の道を通らなければなりません。あなた方のDNAは多くの宇宙の兄弟のDNA引き継いでいるのです。あなた方の祖先、特に日本人の体の中には100億年以上も前に宇宙に人間として誕生して進化してきたDNAも混じっています。人間は進化すると本能的に宇宙に出ていきます。それだけではありません。DNAは常に進化を考えます。宇宙船がなくても宇宙に出ていけないかと。人間は諸々の摂理により肉体の中に莫大なエネルギー発生装置を設けました。そのエネルギーを使ってカー・ボデイを望む場所に自由に飛行させることが出来る人体システムも構築したのです。そう思って下さい。方法はこれ一つではありません。電磁的なエネルギーに身を包んで移動する知的生命体や希薄な体を持つがゆえに重力に縛られずに宇宙空間を宇宙船を使わずに飛行する能力を身に着けた生命体もいるのです。

話を元に戻しましょう。あなたがもし肉体内に発生した莫大なエネルギーをコントロール出来な ければ肉体を直撃し、障害を受けます。創造主はそのような莫大なエネルギーから自分を守るための安全装置を作らずに能力を与えることはありません。コントロール出来ないのはその方法を長い歴史の中で闇の勢力によって忘れさせられてしまったことにも一因ありますが五感の作用だけを全てだと思い込んでいるあなた方にも原因があるのです。そのためこのエネルギーの作り方とコントロール方法を私たちは思い出させようとしているのです。

 

 

6 生命磁気エネルギー発生の条件

~それは女性が愛され安全であることが必要なのです~

  生命磁気エネルギー発生の起動スイッチは女性の性腺領域にあり、男女がお互いに触れあうことで起動準備が整い、女性が愛撫されることでそのスイッチが入り、生命磁気の流れを発生させることが出来るのですが、それには一つ条件があります。

自分自身とパートナーが絶対的に完全に正直であることが必要なのです。女性の心と体が男性に理解されて安全でいられることが必要なのです。安全の保障がない抑圧された性交で仮に生命磁気が生じてもハートのチャクラに入る前にブロックされたり、霧散するように消えてしまい、エネルギー発生に費やされた細胞の負担のみが残ることになります。

 

高度の訓練者は愛する男女が接近しただけで生命磁気の起動スイッチが自動的に入り蛇の力が青白い炎となった背骨を上昇するのを感じるのです。これは感覚的だけではなく、強く働いた場合には体から漏れ出し、人体自体が青白い光に包まれることもあるのです。暗闇の中で彼女の裸身をみれば時にはそのように見えるでしょう。

高次脳神経回路を開くにはこの青白い蛇の力を使います。この蛇を背骨の中心経路の左右のこれ専用の経絡―イダとピンガラーに沿って上昇させます。すると経絡内のエネルギーの変化に伴ってうねります。この活性化された蛇はあなたの閉ざされていた本来の脳機能を呼び戻します。この力は脳の知性、創造性、受容力をハイアーセルフと同調させることによって出現させることが出来るのです。

 

女性がその持てる力を出し切り完全に咲きほこるためには男性の愛に満ちた環境のなかで安全だと知ることなのです。これは女性の必要とされる非常に基本的な部分()を頑丈にします。女性がこれを成すためには女性が安心と愛を感じ、男性が女性に感謝し、女性は男性に対して信頼できる感覚が出来ることが必要なのです。この感情のチューニングが出来て男性と女性が肉体的に結合すると男女の生命磁気エネルギーの結合共鳴が促され、エクスタシーに達するとそこに女性の「磁気の床」が開かれるのです。

 

磁気の床」が開かれ、エクスタシーの至福が女性に訪れるとアドレナリンとは別に子宮の領域に磁場を強化する物質(私たちの化学では発見されていない物質なので私は記載できない)が分泌されます。そのため量子世界の生命磁気(磁石の磁気とは違う)エネルギーは骨盤基底部と子宮全体を包み込むように瞬く間に広がり、各チャクラを上昇していきます。

 

女性は創造の神秘を性質の内に秘めていますこれ等の工程がスムーズにいけば、女性は最愛の人との性的な関係において、身を任せて女性性の神秘を表現することが出来るのです。性行為中のオルガズムの瞬間、女性はコントロールできなくなるほどの震えに安心して身を任せることにより子宮を中心に莫大な磁気の渦が急速に発生していきます。そしてこの時女性はより深い神秘へと入っていくのです。

この震える振動はプラーナ、カーの息、生物の生命力による振動であり、決して興奮や快楽による震えではないのです。男女はこの莫大な磁気の力を使って自らを強化し、素早く意識を拡大させることが出来るのです。