アボリジニの歴史と文化
(アボリジニ民族1000万年の歴史)
目次
序章 アセッションに向かって
第1章 戦争と平和
1 オーストラリア原住民アボリジニとは(近年~現在)
2 アボリジニの故郷バカラティーニ星
3 大規模核戦争
4 核戦争からの復活
5 寒冷化する惑星
第2章 地球への移住と繁栄
第3章 小惑星の衝突とアボリジニ文明の崩壊
第4章 カー・ボデイ「女性の体と意識の物語など」
第5章 カー・エネルギーの活用
第1部 水晶球による意思伝達方法と時空間を超えて旅する方法
第2部 光の薬の作り方~掌による病気治療方法、カー・エネルギーに満たされた万能薬の作り方
序章
わたしはこの惑星の知性でありスピリット。アルクトゥルス意識の要請により、今、あなたに語り掛けています。
あなたの内なる意識が開かれようとしている今、地球はとても高い精妙な波動の世界に急速に飛躍しようとしています。この高い振動領域に到達することだけがアセッションの目的ではないのです。高い振動領域にあなたが身を沈めたとき、あなたは魂に刻まれている遠い昔の記憶を思い出し、他の文明から差し出される多くの情報を最高時の眼識を持って受け取り、理解し、行動し、全ての生きとし生けるものに分け与えることができるでしょう。
地球に起きているアセッションの現象は天の川銀河系宇宙始まって以来の「特別なアセッション」なのです。特別なのはなぜかお話しましょう。
はるか昔、地球を含めて太陽系のいくつかの惑星には銀河や銀河を超えた宇宙から多くの知的生命体が移住してきました。たった一人でやってきた知的生命体もいれば数十人というグループもかなり多くおりました。多くは数百人から数万人の規模での移住です。数百人以上の規模の移住だけ見ても数百回にも達しています。また、大きな自然現象や人為的な行為で惑星が破壊されたため再出発を図るために連れてこられた方々もいます。
この世界に飛び込んできた彼らは皆素晴らしい世界を作ろうという気持ちに溢れていました。彼らの中には5次元から9次元に存在した知的生命体や天使や妖精と呼ばれている生命体などとても愛に溢れる人たちも多くを占めていました。アストラル界に霊的存在として生きていた生命体もいました。
素晴らしい世界を目指して太陽系にたどり着いた彼らのうち4次元以上の世界で生きていた人々は何日も何日もかけて太陽の波動に体を慣らしながら次元降下を行いました。アセッションの反対の行動のように思われるでしょうが少し違うのは物質的肉体での自己発見と探求の螺旋階段を登りながら進化をするための行動だったのです。そしてしばらくの間4次元にとどまった者もおりましたがやがて3次元という物質の世界に降りてきたのです。体形、体色、容貌、DNAなどは以前住んでいた世界のままでしたがそれまでの素晴らしい知識や記憶の多くは3次元という世界に身をゆだねた瞬間に意識の内側にしまい込まれていきました。
太陽系にやってきたのはそればかりではありませんでした。体を人間に変化させたり宇宙空間を泳ぐことが出来る非常に純粋な心を持った人魚や爬虫類人種、蛇を起源とする生命体などもおり、その特徴を活かして初めのうちはとても多くの文明が花開いていきました。
そんな素晴らしい世界を作ろうとしていても手放しで喜べない状況もありました。愛と気づきの世界であるべき5次元という世界においても、戦争、支配欲、奴隷制度など多くの問題を抱えており、その世界からの逃亡や脱出者もやってきました。それらの追跡者もやってきました。アストラル界の下の方では今のあなたたちの世界のような様相も示していたのですがその方たちもやってきました。そしてそれが混在してしまったのです。
そのような世界の隙を「闇の勢力」がついてきました。愛と憎しみが交差し、誰も望まなかった暴力や女性を支配下に置こうとする風潮が始まり、特に火星では小さな争いが絶え間なく繰り返され、女性は男性に従う社会構造も進められていきました。もちろんそのような世界に抵抗した人々も多くいたのですが、せっかく築き上げた素晴らしい文明は次々とバランスを崩していきました。やがて火星にはオリオン星系からの侵略者が現れました。そして侵略者にとって必要のない子供や女性などが害虫を殺すがごとく次々と抹殺されていったのです。侵略者は巨大なピラミッドとそれを補助する小さなピラミッド群を建設しましたが、その誤用により火星は廃墟と化していきました。
多くの時が流れマローナ・フェイトン惑星(現在小惑星)が爆破され粉々に砕け散ったのち、宇宙空間に放り出された多くの魂は生まれかわる前に癒される必要があったのです。彼らはプレアデスやアルクトゥルスその他多くの知的生命体の繭(コクーン)と呼ばれる保護・救助船に収容された後、その多くが今まで経験した多くのつらい事件・事象から癒されるために地球に棲息していたイルカに転生していきました。イルカは魂の安住の場所としてその体を提供したのです。このことからイルカが人間であることがわかるでしょう。また、これらの事件・事象の前後を通じて地球に避難してきた多くの生命体も地球は無条件に受け入れていきました。そのため多くの時と場所で発生した愛、憎しみ、戦争等全てのカルマを地球が一身に背負いこんでしまったのです。それによって地球には多くの葛藤が生まれては消えを繰り返し、傷ついていきました。
当時、これらの世界の最高責任者であったルシファーと呼ばれている高次元生命体は心の繊細さゆえにここで生きた多くの生命体のカルマの影響を知らず知らずに受け、取り込んでしまったのです。そのため遣わされた使命と自分の取るべき行動に定まらない疑問の芽が生じ、やがて配下の多くの天使たちを従えてオリオンの戦士に救いを求め、堕天使と称される状態になっていきました。
後期レムリア時代、地球における多くの問題を解決するためにサナート・クマラ率いる7次元から13次元(10次元以上の知的生命体の形は人間のような形ではなくきらめく光と思えばいいでしょう)に存在する14万4210人のマスター達が地球に降り立ちました。この人数は問題解決に当たるための必要人数でしたが現在はこの人数はとどまっていません。サナート・クマラ(現在アルクトゥルス宙域艦隊司令官)が地球に降り立った3次元の場所の痕跡は京都の鞍馬山に見出すことが出来ます。そしてマスター達の支援活動は多岐にわたり、現在も多くのマスター達が活動を続けています。いま地球はその影響下にある全ての生命圏の「光の勢力」と「闇の勢力」の決戦場の様相を示しているのです。
地球のあらゆるものが光となって宇宙のあらゆるものに降り注ぎ、さらにそれが反射して地球のあらゆるものに降り注いでいるのです。無限とも思われる光のシャワーが全てのものに降り注いでいるのです。地球の行動はそのようなわけで宇宙全体に影響を及ぼしているのです。これまでにかかわってきた多くの銀河の知的生命体ばかりでなく銀河系、太陽系、地球、いいえ宇宙のあらゆるものが過去のカルマを脱ぎ捨て新たな世界に飛躍しようとしていますがそれには地球自体がアセッションすることが必要なのです。地球は重要な使命を担っているのです。そのため地球のアセッションを支援する存在とこの現象を観測する宇宙船は時間と空間を超えて多くの宇宙からやってきています。宇宙船のほとんどはあなた方には観測されていません多い時は52億1000万機を超える宇宙船がひしめいているのです。
先に、「特別なアセッション」と言いましたが、天の川銀河をはじめ、全ての銀河は螺旋軌道を描きながらセントラル・サンを周回しています。太陽系も天の川銀河の中心太陽の周りを螺旋軌道を描いて周回しています。その太陽の周りを地球も螺旋軌道を描きながら太陽とともに銀河を2億3000万年かけて一周しています。そして一周すると新たな進化段階に入っていきます。
地球自身も魂の起源に関係なく地球上の人々も光の世界に帰らなければなりません。そのためにはこれまでの一周期間で積み上げてきた多くのカルマの清算が行われなければなりません。「自己の達成と完成」という天の川銀河に課せられた新たな進化を目指す周回軌道には2012年12月21~22日にその領域に突入しています。すでに多くの惑星がアセッションを完成しており、地球のアセッションをもって全てが新たな進化に向かうことになるのです。天の川銀河がアセッションを完成させることが出来ればセントラル・サンを周回している全ての銀河系にも影響を及ぼし、宇宙全体の進化に大きく寄与することにもなるのです。
現在地球の方々の意識が急速に高次に変化しており、この状態が加速すれば全てのアセッションが30年以内には完成されるでしょう。アセッションに対応できなかった(波動を上がることが出来なかった)魂については、魂の同意を得たのち、これからアセッションを目指す別な銀河系などに移送されて、数千万年或いは数億年かけてアセッションを目指すことになるでしょう。あなた方が3次元の現在の生物種としてこの地球に留まれることが出来る期間は無限ではないのです。
地球自体アセッションがうまくいくかどうかはひとえに地球人類にかかっているのです。あなた方の多くは遠い昔から今までの時の流れの中で、奉仕の心を身にまとい次元降下してきた勇気ある魂や、他の銀河などから進化の螺旋階段を登るためにここにたどり着いた魂達です。そして残りはここで生まれたか、他の惑星からここに来た幼い魂達です。過去に次元降下してきた魂はこの地球上の全ての魂を連れて新しい進化の螺旋階段を登りたいと考えています。あなた方が元の次元に戻る時期がすぐそこまで来ているのです。
しかし、アセッションを望まない地球に居住している知的生命体もいるのですが、この問題を非常に難しくしているのは何の努力もせずにアセッションすれば奇跡のごとく大変容して自分もそこに行けると思っている方々です。そのような方々がアセッションの高振動の船に乗ることは決してありません。これ等の方々は自分がどの次元に行けるのかなど考えても無意味です。まず先に愛の心、癒しの心に重きを置いてください。今あなたのいる場所で精を出してください。
わたしは地球の飛躍をなんとしても完成させたいあなた方に話しかけています。心からアセッションしたいと望むならそれは「自分自身が完全に正直になることです。自分が価値ある存在だとしっかりと知ることです。そして今の部屋から庭に出てみなさい。部屋という閉じ込められた場所の扉を勇気をもって開いてみなさい。そして謙虚な気持ちで慈愛と覚醒の道を探求し行動して下さい。自分のうちに宿っている男性性と女性性を理解し、そのどちらもあなたが前世に経験し、宿っていたことに気付きなさい。そして出来る限りでいいですから植物や動物、昆虫たちの生きている役割についても考えてあげ、癒される心とともに愛と尊敬をもって感謝してあげて下さい。隣人に対しても同じです。そしてあなたがこれから歩む道が正しいと信じることです。」それだけでいいのです。
あなたが住んでいるこの地球は今、男性優位の世界から少しずつですが抜け出しつつあります。しかし遠い昔、男性と女性は共に協力して世界を創造してきたのです。一方の力が片方より勝っていることはなかったのです。一方が片方より重要であることもなかったのです。創造には二つの性のバランスが必要であることは皆がわかっていたのです。その関係は闘争の舞台が地球に移される少し前から不協和音、亀裂が生じていきました。「闇の勢力」の手によって。闘争の舞台が地球に移された後は急速に女性と男性のバランスが崩れだし、人間とガイアとのきずなも断ち切られていき、人間とともに歩んできた弱い立場の動植物とのきずなも多くの場所で断ち切られていきました。その時から多くの真実を見る目も奪われ、「共に生きる※」ためには努力を払わなければならなくなったのです。
男性性が女性性を凌駕し、ガイアの本質である女性の性を「不純なものとする教え」と女性がその純粋さを放棄した結果、地球上に栄えたいくつもの文明の進化が停滞し或いは破壊・消滅していきました。
はるか昔、地球上において二つの水晶都市が栄えていました。その名はレムリアとアトランティス、都市の中央部には巨大な水晶タワーがそびえ立ち、その水晶タワーから送られるエネルギーが全ての動力源でした。人々は意識の中に水晶球を描いてその中に膨大な情報を入れて相手方に瞬時に送る会話手法を取っていました。皆とても幸せで寿命も50万年以上ととても長かったのです。そんな素晴らしい世界ではあったのですが、水晶文化は使い方を間違えれば常にもろ刃の剣ともなってもいました。指導者はこの水晶の力を使って反逆の心を芽生えさせた人々を把握し、水晶の牢獄に投獄していきました。特に女性が持つ「いつまでもいつまでも湧き出る水をたたえた井戸のような潜在能力」を恐れました。純粋さを放棄しない多くの女性が投獄されていきました。そのため知恵のある多くの女性は自分の心を完全に消し去り、隠れました。その結果、人々の寿命は短くなり、この二つの都市はバランスを崩して崩壊していきました。
第5章では彼らが持っていたすばらしい能力そして知識でもあった水晶球の使い方とカー・エネルギーを使って病気を予防する方法(光の薬)の基本を教えましょう。
もし、あなたが素晴らしい文明と進化を未来永劫築いていきたいと望むなら男性と女性が共働し、「共に生きる」ことが必要なのです。それには少し時間がかかるかもしれません。「時の終わりの始まりの時」にある今、女性が男性性との「バランス」を取り戻し、あなた方の子供たちを乗せるための小さな箱船の「切符」を用意しようとしています。全ての人が愛されています。これはわかっておいてください。すべての人、場所、状況、動物、植物、鉱物、地球を成す全ての粒子が新しい地球の高次の表現へと変りたいと願っています。物理的地球のすべてがバランスの取れた新しい意識へと変りたい(拡大)と願っています。その願いに応えてアボリジニの物語を伝えます。
アボリジニ民族は今から135万年前にここから光の速度で4年かかる惑星から現在のオーストラリアに移住してきた黒人種(なぜ現在、黄色人種的な肌の色をしているかはこの物語のなかで語られています)です。地球の歴史において最大の数の移住者でした。そして近年、オーストラリアに移住してきた白人からは狩猟の獲物として狩られて多くの部族・人々が消滅していきました。しかし、良識ある人々によって現在手厚く保護され、オーストラリアの人々に同化しつつありますが、そのためにアボリジニの素晴らしい文化も失われつつあります。
これからあなたを1000万年のはるか昔から現代に至るまでの時間の旅に案内しましょう。そして彼らや彼らを支援してきた人々の時折々の考え方や言葉を持ち帰りなさい。彼らに「勇気と悲劇と素晴らしい文化の織り成す世界」があったことを伝えなさい。
この旅からあなた方が真実を読み取り、素晴らしい未来が築けるよう願っています。ただしこの旅路はあなたが生きている3次元世界の一つのタイムライン上での旅行です。
(彼らの物語については章を5つに分けました。そしてこの伝達された物語の第1、2,3章はアボリジニの歴史です。第4,5章は「量子の世界を操作する技術」です。5つの章についてはそれぞれ大きな目的があります。その知ってほしい目的は一つだけではありません。人それぞれ違うということです。それはあなたが見つけてください。なお、ここで語られている時代時代の人々の言葉や思いには少し矛盾があります。人の心、感じ方はそれぞれですから。しかしそのすべてに私たちが学ばなければならない内容が含まれています。
第4章のカー・ボデイの説明の中では、男性と女性の性のいとなみにおける性魔術の一部が語られています。しかしさらなる深化段階については語られていません。みなさんがこの性魔術を使って毎日励みなさい。と言ってもいません。しかし女性と男性とのバランスを築いていくうえで理解しなければならない女性の持つ特別な能力の伝達と男女が共働して今までの意識をさらに高い位置に変えてほしいとの願いも含まれています。
最初この物語について私なりに解釈を付けました。そうしないと良くわからないところが多くあったからです。しかしそれでは膨大な内容となってしまい、また、相反する解釈も考えられ、問題に突き当たりました。そこでほとんどを時代時代の人々が話した言葉そのままを掲載することとしました。皆さんの判断に任せようと思いました。ただし、この物語の言葉言葉の一つひとつに大きな意味が込められています。その意味は知ろうとすればわかることです。
最後に私はスピリットに尋ねました。これ等の知識を教えた神意は何なのですかと。彼女は微笑んでこう答えました。「理解してもらうために教えたのではありません。感じていただくために授けたのです。皆さんが真実の記憶を取り戻し、全ての生命が銀河の意識につながるように願っています。このすべてをあなたの手から心ある方に授けてください。そして全てをその方たちに託してください。」
わたしはこの惑星の知性でありスピリット
時の地平線 かがやく光 きらめく銀河 さあ出かけよう あなたとわたし
時の流れに身を沈め 流されよう たくさんのひかりと時の中を
きらめくともしび 懐かしいのは そこに君がいるから
拾いましょう 時の流れの中で たくさんの熱い思いと言葉を
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