第4章 カー・ボデイ

 

目次
その1
 

はじめに

1 最初に理解しなければならない基礎的なこと

2 新たな視点に立っての意識改革

3 膨大な生命磁気エネルギーの発生をつかさどるのは女性であること

4 七つのチャクラの機能と臓器との関係

5 チャクラとカー・ボデイとの関係

6 生命磁気エネルギー発生の条件

その2

7 性と霊的覚醒の基礎的なこと

~それは女性が愛され安全であることが必要なのです~

8 姿勢と呼吸法

9 蛇のコントロール

10 カー・ボデイを利用するにあたって知っておかなければならないこと

11 カーと感情




7 性と霊的覚醒の基礎的なこと

   ~それは女性が愛され安全でいることが必要なのです~

生命磁気エネルギーを発生させてカー・ボデイを強化するためにヨガの行者やエジプト錬金術のイニシエート達は、瞑想という手法を用います。しかし、単独で瞑想してもなかなかチャクラを貫流させる強い生命磁気エネルギーを発生させることが出来ないのです。大変な努力を必要としたのです。

 

① 性と霊的覚醒の基礎的なことのうち知っておかなければならないことは、男女がお互いに触れあうという感覚刺激(前戯)に逢うと生命磁場を作り出すプロセスが開始されます。そしてオルガズムの瞬間生命磁場が生じます。オルガズムの継続時間は、男性は骨盤付近に広がっていきますがきわめて短時間です。女性は愛撫等の条件がそろうと体全体が反応するようになりに、数時間継続します。そのために磁場の発生量や強度は女性に主導権が与えられるのです。磁場発生システムも小さな水力発電所と原子力発電所位の違いがでてきます。女性はオルガズムの時間が長いということが膨大な生命磁気エネルギーを生み出せることにもなり、時間が長いことでコントロールを自由に変化させることも出来るのです。

 

ここで男性にも女性にも注意書きが必要でしょう。感覚刺激(前戯)を一部に集中して技巧で高めようとするのはほんの少しにしておきなさい。全ての部分の触れ合いを重視しなさい。最初は我慢が必要でしょうが、我慢の先にあるものをあなたは獲得することになるでしょう。

 

② この生命磁気エネルギーの質を変えて、役立たせるにはエネルギーそのものをコントロールして別なものに変えていく必要があります。情熱に押し流されるのではなくそのエネルギーを高次の特別な目的のために用いるという意識と強い意思が必要なのです。

 

     条件がそろうと背骨の中心柱に沿って生命磁気エネルギーが背骨の両側を2匹の蛇のようにうねりながら各チャクラで交差私が見た多くの書物にはこの蛇がチャクラとチャクラの間で交差していますが、それは間違いで本当はチャクラで交差するといっていますし、チャクラの機能を開放しながら上昇していきます。しかしオルガズムの瞬間この磁気のうねりが頭の方に上昇するとは限りません。足元の方に降下するかもしれません。何もしなければ磁場は体から抜け出して消えてしまいます。オルガズムの瞬間にその磁場とうねりを封じ込める手段が必要なのです

この蛇に似たエネルギーの流れを上昇するようにコントロールするには、上昇するように意識をクラウンチャクラの部分もしくはバーの位置もしくは脳の中央部に置くのです。すると、骨盤付近にとどまっていたうねりは迷うことなく脳の中央部に向けて上昇していきます。そして開かれた或いは開かれようとしている脳とカー・ボデイにそのエネルギー送り込んでいきます。

 

     性的エクスタシーの瞬間から、男女は全ての意識をカー・ボデイに「やさしく」乗せるのです。意識を集中しようと緊張してはいけません。単独でこのエクスタシーを作り出すのはとても大変な訓練と努力を要しますが、男女のいとなみから作り出すのは非常に簡単なのです。作り出すというより自然に生まれてくるのです。

 

     この2匹の蛇を、意識で上昇させるのです。特に男性は女性の、女性は男性のカー・ボデイを通して上昇させると爆発的な磁気の津波は磁位を爆発的に増加させます。それは男性のカー・ボデイに供給されて男性のカー・ボデイをとても強くします。しかしこのエネルギーは膨大で時には肉体を破壊するほどです。女性はその体に無限のエネルギー発生源を持っているからです。ですから熟練したイニシエート以外はこれを柔らかく相手の気持に乗せる程度が賢明です。ここで「柔らかく」と言ったのは未熟な訓練者向けです。強い意識を最初から相手側に置くと、突然発生した爆発的エネルギーに肉体が耐えられず、しばらくの間肉体の一部が損傷することがあるからです。肩を痛めたり・・・これは金づちで殴られたような衝撃です。

 

     背骨の左右のこの2つの経路をヨガではイダ(左側、月の経路、黒色)ピンガラ(右側、太陽の経路、金色)と言われています。この2つの経絡を蛇に似た磁場によって活性化するのです。感覚的には2匹の真っ黒な蛇と金色の蛇がうねりながら各チャクラに突入して、交差して、上昇するように感じます。蛇に似たこのエネルギーは男女とも所有しており、それは、男女の共同作業であれ、単独の修業であれ、同じ現象が現れます。
※イダとピンガラの色はなかには別な色で伝わってもいますが、黒の本当の意味は「宇宙の根源」を秘めているからなのです。金は「高振動領域」と思って下さい。

 

この時、腹式呼吸が重要な役割を果たしますが必ず腹式呼吸をしなければならないということではありません。大きくゆっくり息を吸い吐いていきます。

 

骨盤付近に生じた青白い炎にも似たエネルギーが作り出した2匹の蛇(左を黒い蛇、右を金色の蛇と称しています)に対して背骨の基部を強く意識しながら息を吹き込みます。息を吸いながら意識でもって強く蛇にエネルギーを送り、吐きながらそのエネルギーを蛇の体内に押し込むようにさらに送り込み上昇を意識します。するとこの2匹の蛇に似た磁気の流れはうねりながら上昇し第5チャクラまでチャクラで交差しながら上昇します。さらにこの蛇は上昇し、第6チャクラの松果体付近(頭の中心部付近)で向き合います。すると聖杯(聖杯とは、ロンギヌスの槍で刺されたキリストの血を受けた聖なる器のこと。 もしくは聖なる力を持った器)が松果体を底にして創造されます。

 

この2匹の蛇は生きているがごとくエネルギー振動を起こし、水の入ったバケツをたたいた時のようにざわざわときらめきながら波立ちます。この時、生命磁気複合体のエネルギーの中でこのうねりが磁位を増大させていきます。この唇を合わせて向かい合った蛇は丁度コブラが威嚇するような扇状の様相を呈しています。この形は多くの書物に書かれていますので参考にしてください。

 

⑦ さらに蛇を上昇させるように意識を傾けるのです。すると2匹の蛇はさらに上昇して頭の上部のクラウンチャクラに達しながら高次脳中枢を刺激していきます。

 

⑧ 次の段階で第三のチャクラで太陽のような火の玉を意識で創造し、息を吐くたびに「ラーの音()を用いて息を吹き込み大きく膨らませていきます。こうすることであなたの内なるラーの炎と光が活性化して、ガス風船が揺らぎながら或いはまっすぐに天空に昇っていくように蛇の経路を照らしながら上昇していきます。この光と熱は聖杯の中心を貫くように上昇し、クラウンチャクラに達します。
※ラーの音とは胎児が聞く母親の心音と言われています。また、442ヘルツの振動音ともいわれています。442ヘルツの音はピアノの鍵盤ラの音に相当しますが、必ずしも442サイクルではなく440サイクルであったり445サイクルであったりもします。母親の心音周波数が全て同じではないのと同じです。その倍音はキリストの心ともいわれています。

 

⑨ ラーの炎と光がクラウンチャクラに達したその時、クラウンチャクラの輝きが突然増大し(そのように感じるのです)、両側から「しずく」のように、液体のようなものが聖杯に流れ落ちてきます(そう感じます)。内なるラーの炎による熱と光がクラウンチャクラを刺激して(私にはわからない)ある物質を分泌したためです。この「しずく」は、左側は「赤い蛇のしずく(生物学上の女性の持つ特質)」、右側は「白い蛇のしずく(生物学上の男性の持つ特質)」と呼ばれているものです。

この「しずく」が聖杯で交じり合うことで、喉の奥に甘い味覚を感じます。これはヨガでは「アムリタ」と呼ばれているものです。この甘い味覚に意識を集中するとき、頭の中に光を感じたりエクスタシーを感じてきます。

 

⑩ その際、エクスタシーを感じるままにしないことです。このエクスタシーは高次脳中枢が刺激されて起こる現象なのでそのままにしておくとそこに留まり消えてしまいます。エクスタシーを感じたら速やかに「このエクスタシーはカー・ボデイのエネルギー」そう思ってカー・ボデイに意識を移すとエクスタシーは体全体に水が布に染み込むように広がっていき、肉体の体がもう一つの体に重なるように、カー・ボデイに移され、カー・ボデイを強く、そして生き生きとさせていきます。これはパートナーとの行為のみ生じるということではありません。単独でも同じように生じるのです。パートナーと単独との相違は磁気複合体をたやすく作ることが出来るか否かの違いです。

 

⑪ とても大切なことは、性行為が終わり、その時男性が女性のかたわらから離れることなくそこに留まり、パートナーから放たれる磁気振動エネルギーの中で安らぐことができれば、双方のカー・ボデイが一気に強く強化されるのです。このカー・ボデイの強化方法は知的生命体に備わった共通の法則なのです。創造主が創造を進めるために造ったものなのです。だから多くの惑星でこれを学び、活用しているのです。特に強くこの力が働く条件があります。パートナー相互に「最愛の人であると思い思われていること。相手を尊敬し、慈しみ、親しみの心を持つこと」なのです。

 

⑫ 女性が発生させた磁場は性行為の後も体の中を螺旋を描くように循環し続け、(リラックスできていれば)数時間続くことも普通です。男性の磁場は骨盤付近に停滞し、オルガズムが終わると急速に弱くなっていきます。そのため男性の特質として、性行為が終わるとすぐに女性の元を離れたり、立ってうろうろしたり、眠ってしまう傾向があります。そんなときやさしく抱いて休ませるのです。それによって女性に発生した膨大な生命磁気の複合エネルギーをさらに男性に分け与えられることが出来るのです。

 

     最後にもう一つ注意書きが必要でしょう。意識の向上に逆効果をもたらす場合があります。男性が女性を喜ばせようと思って技巧に走ることです。女性が歓喜の声をあげないのは女性が不感症なのだと思うことです。サディスティックな行為は弊害としか言いようがありません。これは全て男性の「心理的な問題」から発生しています。

「心理的な問題」は子供のころに受けた暴力に起因していることもあれば、大人になっても正しい性教育を受ける機会なかったために(ほとんどがそうなのですが)雑誌などを見てセックスはこのように行うのだと自分本位に理解し、或いは保育園や幼稚園児の位の年齢の時に両親や兄弟との間に精神的、肉体的な問題を抱えたり、思春期における性の正しい知識の欠如(汚れたものとしての知識や聞きたくてもきけない性問題の雰囲気)も原因しています。その原因を探り改善していくのは自らの意思にかかわっています。もちろん後者については女性にも起こりますが男性の意識と少し異なります。これ等の原因により(自らの飛翔とは別に)お互いが継続して愛し合うことが出来ずに結婚―離婚を繰り返してしまうこともあるのです。

 

⑭ ここまでお話したことは、セックスを快楽のために使い人生を楽しんでほしいと願っての伝達では一切ないことを理解してください。あなた方が量子の世界を理解し、現在の意識を変えて飛翔してほしいと願っての一つの手段として教えたのです。このことはあなた方の純粋な霊光同士の融合であり、純粋意識同士の融合なのです。そしてあなた方が多くの宇宙の人達と友情を交わし文化を交流できる条件なのです。一つ追加しておきましょう。男女の純粋なハグも同じ意識を用いることが出来れば、性的結合のエネルギーを使用しなくとも、似たような効果が得られるのです。強弱はありますが。

 

 

8 姿勢と呼吸法

① ここではカー・ボデイ強化のための方法としての呼吸法と意識のコントロールの一つを紹介しておきます。まず、心を静かに整えましょう。楽な姿勢で目を閉じて、意識を骨盤の底においてください。基本的な姿勢は正しく座って背筋をまっすぐにすることです。

 

呼吸は腹式呼吸です。ゆっくり大きく息を吸って静かに「ハァ~」というように吐きましょう。しかしこれは基本の形であって必ずしもそうでなくてもいいのです。息を吸い込むときに骨盤の隅々まで呼吸のエネルギーがいきわたる様に意識を集中させます。これによりあなたの生命力(ケセム)は骨盤の周りに集まってきます。

 

吐くときにも骨盤にエネルギーが集まるよう意識してください。数分間続けて生命力が感じられるようになったら次は会陰部から頭頂部に続くエネルギーの経路を想像し微弱な意識の変化を感じてください。息を吸うときは同じです。息を吐くときは意識を生命力(ケセム)が中心柱の経路に沿って上昇するよう意識を向けます。すると生命力(ケセム)は骨盤から中心柱に入り頂頭部に上昇していきます。息を吐くたび上昇するよう意識してください。この微細なエネルギーを感じるようになったら次に移りましょう。

 

     ヨガの行者は足を頭の後ろに廻したりする厳しい姿勢を取る場合があります。これは特別な目的のために行うのであって、初心者の体に苦痛を伴う姿勢は緊張を作り出し、かえって逆効果になります。多くの指導者が形を重視して苦痛を伴う形をさせていますが、肉体的に苦痛のない、ゆったりとした状態がベストです。椅子に座っていてもその効果は変わりません。寝ていてもいいのです。ゆったりとして背骨を伸ばした姿勢がベストです。本当のヨガは無理な姿勢は強制していないのです、姿勢に縛られないことです。

 

③ 今度は①と同じですが、会陰部から中心柱ではなく背骨の基底部から背骨の経路を通って生命力を上昇させます。これが出来れば次に移りましょう。

 

⑤ 次は①と同じですが頭頂部ではなく頭の中心部に生命力を持っていきます。そして頭の中心部に達したらその動きを感じながら脳内を循環させます。循環中に循環させる意識を止めてみましょう。生命力が自由に脳内を動き回って巡回する流れを感じてください。

 

 

9 蛇のコントロール

① 前の⑤の訓練を思い出してください。今度は頭の中心部ではなく左右の脳にエネルギーを分けて持っていきます。左右の脳の中心の頭頂部の頭蓋骨の下に1匹のコブラの頭、尾骶骨をコブラの尻尾と想像します。息を吸うときには骨盤に集中して生命力(ケセム)を行きわたらせて、吐くときに脳のコブラの頭に生命力(ケセム)を上昇させます。エネルギーで脳の上部に頭を広げたコブラが描けるまで行って下さい。描けたら次に移りましょう。

 

② 今度は息を吸うたびに背骨基底部に2匹の蛇を想像して呼吸のエネルギーで生命力(ケセム)を吹き込んでいきます。息を吸うときは骨盤隅々に、吐くときは骨盤に集中します。これを数分間続けてください。次に息を吸うときは骨盤に、吐くときは背骨基底部から頭頂部に続く背骨の経路の左右からチャクラで交差して上昇する蛇を想像します。

 

③ 背骨基底部から背骨を通って上昇する経路の左側の経路を黒い蛇、右側を金色の蛇が頭をもたげて上昇することを想像し、上昇するに従いうねり、第二のチャクラに入ると交差し、黒の蛇は右側に金の蛇は左側に抜け出ます。この蛇がチャクラでそれぞれに交差しながら上昇していきます。そして第6のチャクラを挟んで黒い蛇は左側、金の蛇は右側で停止し、向かい合うように意識でコントロールしましょう。

 

 

10 カー・ボデイを利用するにあたって知っておかなければならないこと

① あなたはカー・ボデイが強化されていないからこれを利用することは無理だと思っていませんか。そんなことはありません。カー・ボデイはあなた自身であるのですから、カー・ボデイがあなたになかったらあなたは生きていないのです。ただあなたが見えないだけなのですから。あなたはあなたの体の中の臓器が見えますか。見えないでしょう。それと同じなのです。ただ、物質とエネルギーの違いだけなのです。

  

② カー・ボデイの強化は、大量の情報処理能力をもたらします。これは、肉体がスポーツによって強化されるのと同じことなのです。ですからただ1回で完成するのではありませんし、男女の性的行為のみで完成するものでもありません。人の幸福のために使うという意識があってこそ目的が達成られるのです。強化されたカー・ボデイにより、自らの意識を改変し、自分や人々の平和と発展に役立てるのです。

 

     真実を見抜くのは強化されたカー・ボデイによって行われます。彼ら(アボリジニ)がカー・ボデイ強化教育するのに当たって男女の性の接合を実地教育したのではありません。これは理論として教え、いたずらにこれを実践することは固く禁じられていました。

「カー・ボデイを強化するには、陰と陽の力、この二つの力の絶妙なバランスが必要なのです。単独で行う修業には入念な瞑想訓練と強いエネルギーワークが必要なのです。その入り口はエクスタシー状態をどのようにして作っていくかなのです。かなり困難なのです。しかし、異性のパートナーと行う修業にはエクスタシー状態が自然に出来上がります。そのため性交中に必要なエネルギーを効率的に集めることが出来るのです。その主導権は男性より女性にあります。但し、射精を途中でやめた場合や避妊具などで精液が膣に触れる前に絶たれた場合、同性愛者との行為は単独の修業行為となってしまうのです。

 

④ 単独の訓練はかなり困難だと言いました。しかし、パートナーを持ちたくない人や相手がいない人では絶対にこの修業が困難かというとそうではありません。これも異性との共同修行と同じ位に比較的容易に行なえる方法があります。その一つが「性愛」というものをよく理解することです。妻や恋人がいる方は「最愛の人への敬愛」を忘れないことです。これが活性化されると単独でもホルスの錬金術が自然に起こります。それは男性にも、女性にも同性愛者にも同じく生じます。目的とする強いカー・ボデイの強化というゴールには二つの道が用意されているのです。

イシスの性魔術は女性原理の内の、女性の性的本質の内にホルスの錬金術のためのカギを握っています。この鍵を使って錬金術の扉を開くには暗証番号が必要なのです。この暗証番号は「性愛」の理解の度合いに応じて変わります。この鍵を使うことによってイシスの性魔術で得られる莫大なカー・エネルギーがホルスの錬金術でも訓練者の体の中に流れ込んできます。但し、カー・エネルギーを蓄えてある小部屋は沢山あって暗証番号も違えば蓄えられているカー・エネルギーの量も違うのです。あなたはどの小部屋を鍵で開けることが出来るでしょうか。

独身の男性はどのようにしてその鍵を女性から受け取ったらいいのか考えていますね。女性の方 は鍵を持っていても暗証番号がわからないと悩んでいませんか。もし、恋人もいないという方は思 い出すのです。あなたは何回も何回の転生していることでしょう。一つの性のままで転生を続ける ことはありません。これまで男性と女性の多くの性を経験していることでしょう。或いはツイン・ フレームという形で生まれているかもしれません。ツイン・フレームという現象は例えばあなたが 男性に生まれる前にあなたの魂は男性と女性を同時に体験したいと願い、分裂し、その一方が女性 としてどこかに生まれているはずです。死後、その魂は一つになりますが、分裂したままの場合も あります。いずれにせよあなたは女性であり男性でもあるのです。ですから思い出すことで「性 愛」を感じ、小部屋の扉を開けてみてはいかがですか。

 

⑤ 多くの惑星では、非常に強いカー・ボデイの完成が意識を最高の高みに引き上げ、素晴らしい文化・科学の発展を促してきました。進化に大きく寄与してきたのです。しかし、意識・無意識を問わずこれを誤用して(自分の欲望のために使い、他人を抑圧するために使い、など)文化・科学の発展を停滞させ、消滅していった多くの星々の文明・種族もいます。アトランティス文明のように。

 

⑥ 訓練は生命磁気エネルギーを感覚として知ることが必要です。

発生した膨大な生命磁気エネルギーを意識の力でコントロール出来なければそれはカー・ボデイの強化につながりません。意識を変えることなど全くできません。無用に長物になるかもしれません。性的オルガズムに達した瞬間に女性の子宮領域の細胞からは莫大な磁気エネルギーが放出されます。この磁気エネルギーが広がることにより磁石のS/Nのような磁位が生じ、これが最終的に利用可能となることを忘れないでください。そしてなぜ、この知識を伝授したかの意味をもう一度考えてみてください。

 

 

11 カーと感情そして肉体

ここを理解しておくことは、第3部 掌による病気治療方法・カー・エネルギーに満たされた万能薬の作り方を実践する場合とても大切なことです。

 

     感情とは感覚器官(五感とは限らない)から送られた情報に思考が合わさったものと考えればいいでしょう。感覚は是非の判断はしません。あなたが感性で受け取った感覚器官からの情報は神経系やあなた方がまだ知らない精妙なエネルギー体に受け取られ、知らないうちに是非の判断をしてしまうのです。

感性は感情に起因しているのです。ここにあなたのカーは密接に結びついています。感情は脳だけで感じているものではないのです。感情体のエネルギー場はあなたの体を幾重にも包んでいて活性化する度合いに応じて肉体に感覚として現れます。恋人を抱きしめ幸福感に満たされたことはありませんか。強い感情に涙したことはありませんか。アセッションに至る道筋を見出そうとするならその一つはあなたの体を取り巻くエネルギーの流れを自由にしておくことです。感性を育むことにより是正的なカーのエネルギー体を体に廻りまわすことがより強く出来るようになるでしょう。

 

     感情は健康に大きく影響します。特にあなたが「無条件の愛と受容」という感情の振動エネルギー場に触れると臓器や細胞同士はお互いに高振動の共鳴を起こします。お互いに手を取り合うということです。すると是正的な影響をDNAに与えます。するとDNAは活性化し、情報の正確なコード化を行います。これは「無条件の愛と受容」を感じた瞬間から生まれます。「無条件の愛と受容」のエネルギーを感情体の内側に循環させることによって深い癒しがあなたを包み体の全体的なバランスが生まれます。

この状態が繰り返しあなたの体と意識に訪れると、DNAの中にある43対のクリプトン原子が光の繊維を通じてDNAのコドンに影響を及ぼしDNAをその状態(異なる環境、強い放射能、新たな病原体等)に適合できるように組み換えを行うのです。この現象についてあなた方は発見していませんが、生物の多様性が少しは分かったことと思います。

 

     体のバランスをとることはとても大切なことです。あらゆる感覚や感情を自ら体験していくことは、カーにエネルギーを流す強い手段の一つです。しかし人の中には「悪いことを考えて抵抗」します。すると感情体は低い振動に固定されます。その結果、知的判断能力が低下して正常な行動が出来なくなってきます。おいしい料理を楽しむようにあらゆる感覚や感情を楽しみなさい。物事に対する感情反応に気付きなさい。

感情体とカーはエネルギー的に繋がっていて感覚や感情を完全な気付きに向かわせることはあなた自身を飛翔させていきます。一つだけ付け加えます。感情体とカーは個別の意志も持っているかのように働きます。バランスも考えなさい。

 

④ 感情体は記憶や感覚エネルギーパターンを持っています。過去に感情の高ぶりがあった場面などを思い出してください。その感情は体のどこにあったのか考えてみてください。感覚や肉体にどのように影響があったか思い出してみてください。例えば、鼓動がとても速くなり立っていられなくなった。激怒して頭に血が上った。人の言葉にとても心が癒されたなど等。感情体は脳の海馬の記憶とは別なのです。これ等の感情はエネルギーパターンとして記憶されているのです。この記憶はカー・ボデイにも記憶されるのです。ここでのレッスンはあなたの感情を選別して不要な感情に踊らされないことを教えているのです。否定的な感情は肉体や精神に大きな負担を強いて、病気に対する抵抗を著しく減衰させていきます。

 

「無条件の愛と寛容」の感覚にお対する感情体の反応について教えます。1日に数分時間を作ってください。「無条件の愛と寛容」の感覚(あなたの子供のころの母の愛の記憶でよい)を感じ、保ってください。そこに感謝の気持ちを乗せてください。その時あなたの感情体は高い振動領域に移動し、あなたの体からは光が漏れだすようになります。これはカー・ボデイの意識とあなたの意識の共同作業なのです。

 

⑥ 遺伝子はとても変異しやすく、カーと感情体と肉体との間での情報交換でも起こります。あなたの体の中の遺伝子で実際に使われているのは十分の一以下です。残りの遺伝子の多くは宇宙的な遺伝子です。あなた方は邪悪な生命体が過去に地球人類の遺伝子を改変し或いはそっと潜り込ませたと怒っていますが、それより使い道のある遺伝子を多く持っているのですから上手に使ってほしいのです。その遺伝子で足りないところの補充は、カーを理解することによって宇宙の多くの存在があなたに提供するでしょう。ですから怒りを捨てて許すことがあなたの感情を豊かにするのです。

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